映画「ダーク・ウォーターズ」 ~ 基準値に照らし合わせると、沖縄で起きているPFAS汚染は、尋常でない

  泡だらけになった河川、モクモクと道路や畑に飛びかう白い泡。米軍普天間基地や那覇航空自衛隊基地からのPFOS、PFAS汚染に驚愕したのはつい最近のことだが、多くの人はその記憶をもう薄れさせているのではないか!

 基地からだけではない、暮らしの中の身近なところにもPFAS汚染は潜んでいる。

 巨大化学企業「デュポン」。あなたもつかっているのではないでしょうか?テフロン加工を施された焦げつかないフライパン。それが「PFAS」だとご存だったでしょうか?

 実際に起きた米国PFAS汚染・被害救済の事件を扱った映画「ダーク ウォーターズ」が桜坂劇場で上映中です。

 

 

 

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 環境汚染問題をめぐって1人の弁護士が十数年にもわたり巨大企業との闘いを繰り広げた実話を、環境保護の活動家という一面も持つマーク・ラファロの主演・プロデュース、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督のメガホンで映画化。

「あらすじ」

 1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが受けた思いがけない調査依頼。それはウェストバージニア州の農場が、大手化学メーカー・デュポン社の工場からの廃棄物によって土地が汚され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブの調査により、デュポン社が発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流し続けた疑いが判明する。ロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切るが、巨大企業を相手にする法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていく。

 ロブの妻役をアン・ハサウェイが演じるほか、ティム・ロビンス、ビル・プルマンらが顔をそろえる。 (映画「ダーク・ウォターズ」公式ホームページより)

 

 

2022年2月4日リンクURL