ピンクのタマスダレ満開 ~ 辺野古の花

 ピンクのタマスダレが満開になりました。辺野古の花壇から球根を少し分けてもらい、2年をかけて育ててきました。

 葉っぱは元気に育つのに、なかなか花をつけないので、西側にしかベランダがない我が部屋では日当たりが悪いのかとあきらめかけていた矢先、4日前に一つ、一昨日二つ目が開花、昨日朝いきなり超満開となりました。びっくりです。

   タマスダレは「レインリリー」と呼ばれるように、乾燥の続いた後に雨が降ると球根が潤って一斉に花を咲かせる性質があるそうで、ここ2、3週間とても忙しく水かけを忘れた日があり、しおれさせたことがありました。慌ててたっぷり朝晩に水をかけたのを思い出しました。怪我の功名とはこういうことでしょうか!

 沖縄でよく見かけるタマスダレは黄色が主で、街路樹の間や、屋敷囲いの塀の周りなどに野生化した黄色いタマスダレの群生によく出会います。

 白や、黄色と白のミックスなどもありますが、ピンクは少ないので、大切に増やしていきたいと思います。

 

2021年9月10日リンクURL

月桃の実色づく ~ 今日(9月8日)の辺野古

 辺野古は今日(9月8日)も快晴。ここではよく観察していると、いいことも悪いことも、いろいろ目につく。今日も4つも5つも気づくことがあった。どこに焦点を当てて伝えようか迷ってしまうが、悪いことばかりになると気が重くなるので、出来るだけいい話題を伝えたいと心がけてはいるのだが、何しろ場所が場所、ときがときであるだけに、そうもいかないことが多い…。

 辺野古ゲート前に到着して車を降りると、きれいに色づいた月桃の赤い実が出迎えてくれた。

 コロナ禍の抗議行動は自主参加、9時一回めの搬入に備えて、8時半ごろからいつもの水曜日メンバーが次々とテント前に集まってくる。

 もう説明はいらないほどおなじみの光景だが、7日の沖縄タイムスにこんな記事が掲載された。


 毎日辺野古ゲート前で、工事車両の出入りをチェックするK氏。積み荷を降ろし基地から出てくるダンプ一台一台すべてに手をあげる。多くのダンプドライバーが手をかざしてそれに応える。

 ここで大切なことは、敵(抵抗・抗議する相手)を間違えないということである。私たちが抗議しているのは新基地建設を強行している国家権力であり、権力と結託して利権を貪る国策大企業であって、彼らドライバーは、たまたま生活の糧に働いていた会社が、辺野古基地建設の下請け企業だったに過ぎない。それは、機動隊や民間警備の人たちも同じ。K氏ばかりでなく、座り込む市民ら共通の思い、言葉使いにも気をつけている。ここにも手を振る人がいる。

 

 12:00前、2回目の座り込み。休憩時間に練習した抵抗の歌の大?合唱。ハーモニーも素晴らしく、なかなか本格的な合唱になっている。イイねえ!   15:00 三回目。人数も少し減ってきたが頑張る!!

 辺野古の帰りは、いつもお土産満載だ。みんなが自宅の庭や畑で採れた果物や野菜、手作りの料理などを持って来てくれるからだ。 

 

 

 

 

 

今日もバナナにヘチマ、明日葉、パンなどリュックに入りきれないほど。

 頂いたもので今日の夕ご飯の献立を考えながら帰途についた。

 

 

 

 

                                   

 

2021年9月9日リンクURL

由美子ちゃん事件 減刑は権限逸脱 ∼ 軍部が大統領に抗議していた!

 1955年、6歳の少女が、米兵に強姦・殺害された由美子ちゃん事件。犯人の軍曹は死刑判決を受けたが、後に当時の大統領によって45年の重労働の刑に減刑されたことは知られているが、これに対し軍部が「権限を逸脱している」として、大統領に抗議していたことが、このほど研究者によって明らかにされた。

 わずか6歳で強姦され殺された由美子ちゃんの遺体は、ここで言葉にするのもはばかられるくらい無残な姿で、砂浜に打ち捨てられていた。どれほど苦しかったであろうか!その小さな掌には、砂が固く強く握りしめられていたという。

 戦後75年を過ぎても外国の軍隊が居座り続ける沖縄で、今なお起り続ける軍隊による性暴力事件。95年の少女強姦事件をきっかけに沖縄の女性たちが立ち上げた基地・軍隊を許さない行動する女たちの会は「軍隊は構造的暴力である。その根底には植民地意識、民族差別、性差別など幾重にも重なる差別の構造があり、敵地で命をかけて闘う軍人づくりに利用されている。基地・軍隊のある限り性暴力はなくならない」と主張している。

<記事はすべて9月3日 琉球新報>

 

 

2021年9月7日リンクURL