国の「違法」を許さない! ~辺野古住民訴訟にご参集を!

 ゴールデンウィークの間はさすがに辺野古の工事も止まり、抗議行動で身も心も、時間も、経済も、削られ続ける人々の間にもしばしの安寧が戻った。しかし、それもつかの間、連休が明けた6日(木)からまたいつもの消耗する日々が戻ってきた。(工事は休みになっても、基地内は米国、GWは関係ないので演習も爆音も、米軍人による事件事故も休みなく起こり続けていた…)

 機動隊派遣住民訴訟とともに、辺野古の住民訴訟も進行中。ぜひ裁判へ結集を!

 <2020年4月13日 那覇地裁前の事前集会から>

2021年5月9日リンクURL

「ゴーヤー」か「ゴーヤ」か論争 ~ 5月8日 ゴーヤーの日に

 今日5月8日は「ゴーヤーの日」です。いまでこそすっかり全国版になったゴーヤーですが、ひと昔前までは「こんな苦いものよく食べられるね」と言われるほど沖縄スペシャルというかローカルな食材でした。最初こそ「苦い!」と顔をしかめるものの、食べなれるとその癖になる美味しさにハマってしまうようです。

そんなゴーヤーも南国特産かと思いきや、いまや北海道の家庭菜園でもとれるそうですから、生命力の強い植物でもあるよううです。ただ、北に行けば行くほどその特性ともいうべき「苦み」が薄れていくようです。「沖縄で初めてゴーヤーを食べたときの、あの苦さのショックが忘れられない」という私の知り合いは、自宅のベランダで採れたちょっと色白のゴーヤーを手にした写真を送って来て、「種類が違うのか?」と聞いてきました。

 

 農業をやっている人によると「たぶん、太陽の光の強さが違うからだ」そうです。ゴーヤーは沖縄の強烈な太陽から身を守ろうと、自分自身の中に「苦み」を生み出しているのだそうです。それが薬効成分となって、おんなじ野菜でも沖縄産の野菜が「健康野菜」と言われる所以です。

 ところで、あなたは「ゴーヤ派」ですか?「ゴーヤー派」ですか?  沖縄で生まれ育った者は「ゴーヤー」と語尾を伸ばして言います。県外の方は「ゴーヤ」という方が多いですよね。言語の専門家に言わせると、日本語と沖縄語の成り立ちの違いなのだそうです。日本語は語尾を伸ばさないと。でも沖縄のことばには語尾を延ばす例がたくさんあります。「ヤール―(ヤモリ)」「サーター(砂糖)」「マヤ―(猫)」「くわっちー(ごちそう)など

 それにしても、いまから10数年も前のことですが、銀座に沖縄県産品のアンテナショップ「わしたショップ」ができたてのころ「沖縄産 苦瓜」「宮崎産 ゴーヤー」と書かれているのを見たときは、さすがにずっこけそうになりました。今では笑い話ですが…。

 いずれにしても、沖縄で生まれ育った者としては、「ゴーヤ」と言われると背中がむずむずしますので、その点よろしくお願いいたします。

 

今日の夕ご飯は「ゴーヤーちゃんぷるー」にしようかな!

 

 

2021年5月8日リンクURL

真和志中のオオゴマダラ

 事務所の近くに真和志中学校があります。
さらに、道路を挟んで校門を向かい合わせるようにして小学校(大道)もあり、校庭のスピーカーから流れる始業・終業を知らせるチャイムの音が郷愁を誘って、あまりの心地良さにしばし身をゆだねることも…。

 付近は古くからの住宅街で、近くに学校が二つもあるとは思えないほどとても静かな環境です。

 その真和志中学校の教室の壁沿いに見事な緑のカーテンが張られているのですが、ゴーヤーではないし、ツルムラサキでもない、遠目ではそれが何の植物なのかわからず、以前から気になっていました。

 最近それが何か判明、胸のつかえがとれたような気分です。ご覧の通りオオゴマダラが群れるように舞っています。オオゴマダラの食草ホウライカガミだったのです。

 我が家にもホウライカガミはありますが、まだ小さい鉢植えのため、同じものとは気が付きませんでした。

 沖縄地方は、昨日(5日)、平年より5日、昨年より11日も早く梅雨入りしましたが、梅雨が明けるころには、緑のカーテンを飾る宝石のように、黄金色のさなぎが風に揺れて”鈴なり”、だといいなぁ。楽しみです。

 

 

 

 

2021年5月6日リンクURL