さらなる監視強化 「重要土地規制法」の予兆か? ~ 7月28日の辺野古

 先週の水曜日は台風のため抗議行動は休みになり、その翌日からはオリンピック連休で2週間ぶりとなった辺野古は、台風のせいばかりではなく、なんだか怪しい気配が漂っていた。

 座り込みテントの前に、真新しい「テント設置禁止の看板」。道路の両側に10㍍おきに並ぶ。 

  看板は、これまでもあったが、設置から数年が経ち、煤けてすっかり周辺の風景にな馴染んで埋没していた。

 この月曜日に取り換えられたという新しい看板は朱色でかなり目立つ。「重要土地規制法適用してテント撤去する前ぶれか?」と懸念する声も聞かれる。

 怪しい雰囲気はそれだけではなかった。

 

 

 工事用ゲート周辺の監視カメラが増設されたのは、この稀有の悪法が強行採決されるより少し前だったが、さらなる監視強化を感じさせる県警の動き、座り込んでいる人たちを、なめるように撮っていたいた。これまでは、何かもめごとなどがあったときに写していたが、ただ座り込んでいるだけの市民を勝手に撮影するのは、警察と言えども違法行為、肖像権の侵害だ。 

 ダンプの数もかなり多くなっている。最後尾が見えないほどに連なるダンプの列。積み荷は、大きなグリ石と黒いフレコンバッグが多い。

 久々に生コンのミキサー車もみえる。何か新たな工事が始まったのか?状況はわかっていない。

 今日も戦闘服姿の米兵を満載した軍車両が目の前を行き交う辺野古。 

 この青い空を眺める限りでは、平和そのものの地球。なぜに人間は殺し合う戦争などするのだ!わからない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年7月28日リンクURL

台風避難 中! ~ オオゴマダラ日誌 ⑨

 オオゴマダラ日誌、しばらくご無沙汰いたしました。6月18,19日に確認されたオオゴマダラの幼虫、そろそろ黄金のさなぎに変身している頃かと、関心のある方は気になっていらっしゃるかもしれませんね。

 実は、残念ながら2匹の幼虫、確認3日もせずして、消滅してしまいました。たぶんヒヨドリや鳩、スズメなど鳥たちの餌食になってしまったと思われます。改めて自然界の生存競争の厳しさを思い知らされました。期待が大きかっただけに、私もすっかり気落ちして日記に記す気力も持てませんでした。

 ところがです。あれからひと月後の7月18日、再び幼虫確認!三匹目目です。うれしかった!!オオゴマダラさん、頑張ってくれたようです。

<7月18日>

 自然界に介入することは、あまりいいことではありませんが、今回は私も少し手を貸そうと思い、ホウライカガミの鉢をネットで覆うことにしました。オオゴマダラがとまるのには邪魔にならず、ハトやヒヨドリは入れない程度の目の粗い網をかけました。

<7月20日>

 台風接近でまた別の心配が出てきました。風で幼虫が飛ばされないよう、またホウライカガミの葉っぱが傷つかないよう保護する必要があります。鉢を風当たりの少ない建物の陰に移動することにしました。ところが肝心の幼虫の姿が見えません。葉っぱの裏も一枚一枚ひっくり返して探しましたが見つかりません。「またか!」とがっかりです。

 でも、ホウライカガミを守るために鉢は移動しなければなりません。少々大きめの鉢を2個、ヨッコラショと1メートルほど移動させたました。そうしたら、いたのです!

 かなり強くなってきた台風の風をよけるように、鉢の反対側に隠れていました。自らちゃっかり台風避難をしていたのです。彼らも身を守る術は持っているんですよね!見くびってはいけません。

<7月22日> 台風が沖縄本島最接近、通過中! 

  大雨の中、ベランダの軒下で元気にホウライカガミの葉を食んでいます。

<7月23日>

 朝7時、一枚の葉の裏に幼虫が頭を下にぶら下がっています。「さなぎになる準備だ!」と直感。今日は一日観察しなくっちゃ!

 9:00 朝食を済ませ、カメラを手に観察に行くと、えっ!もうさなぎ姿になっていました。早っ!2時間前まではまだ毛虫のままだったのに。(残念!写真がない!)

 まだ幼虫時代の黒い斑点が見えます。これがさらに黄金色に輝くのです。そして華麗なオオゴマダラに…。これからしばらく目が離せない毎日が続きます。

 

 

 

 

2021年7月23日リンクURL