「設計変更申請」の内容は、今月中旬にも沖縄県のホームページに掲載され、告示・縦覧されます。その上で広く国民から、意見書を公募することになっています。提出された意見書の数が多ければ多いほど、玉城デニー知事が”不承認”の判断を下す大きな材料にもなります。
「設計変更申請」の問題点や疑問点などについての学習会が、オール沖縄会議や、市民団体、各地域の島ぐるみ会議などが主催して、県内、県7.外各地で開催されています。意見書を書くための参考になります。
イスラエルによるヨルダン川西岸併合に対する抗議集会が、昨日(3日)18:00から、県庁前の県民広場で開催された。
わずか3日前に急遽呼びかけられた緊急の集会だったが、50人ほどの人たちが駆け付けた。
6人の呼びかけ人が、それぞれにパレスチナの問題に沖縄が関わる意義について語り、「イスラエルによって土地を収奪され、人権を抑圧されるパレスチナ、そしてその背後に自国の利益のために双方の対立を仕組むアメリカがいる。
イスラエルを日本、パレスチナを沖縄と言い替えれば、全く同じ構図。その背後で糸を操るのがアメリカであることも同じ。沈黙は共謀と同じ。パレスチナに連帯の声をあげよう!」と呼びかけた。
そして、「イスラエルは、祖国なきユダヤの民が、何世紀もの流浪の末に建国したユダヤ人の国、と私たちは思いがちだが、イスラエル以外の国々に住んでいる多くのユダヤ人は、いまのイスラエル国を認めていない。
パレスチナ問題は宗教、民族問題と見せかけられているが、そうではない。かつては三つの異なる宗教の聖地が同じ土地にあり、宗教や民族の違いを超えて、みんなお互いに助け合い、仲良く暮らしていた。侵略の口実ために作り上げられた、まさに政治の問題である」と訴えた。