パレスチナに連帯しよう! ~ ヨルダン川西海岸併合抗議集会

 イスラエルによるヨルダン川西岸併合に対する抗議集会が、昨日(3日)18:00から、県庁前の県民広場で開催された。

 わずか3日前に急遽呼びかけられた緊急の集会だったが、50人ほどの人たちが駆け付けた。

 6人の呼びかけ人が、それぞれにパレスチナの問題に沖縄が関わる意義について語り、「イスラエルによって土地を収奪され、人権を抑圧されるパレスチナ、そしてその背後に自国の利益のために双方の対立を仕組むアメリカがいる。

 イスラエルを日本、パレスチナを沖縄と言い替えれば、全く同じ構図。その背後で糸を操るのがアメリカであることも同じ。沈黙は共謀と同じ。パレスチナに連帯の声をあげよう!」と呼びかけた。

 そして、「イスラエルは、祖国なきユダヤの民が、何世紀もの流浪の末に建国したユダヤ人の国、と私たちは思いがちだが、イスラエル以外の国々に住んでいる多くのユダヤ人は、いまのイスラエル国を認めていない。

 パレスチナ問題は宗教、民族問題と見せかけられているが、そうではない。かつては三つの異なる宗教の聖地が同じ土地にあり、宗教や民族の違いを超えて、みんなお互いに助け合い、仲良く暮らしていた。侵略の口実ために作り上げられた、まさに政治の問題である」と訴えた。

 

2020年7月4日リンクURL