月桃の葉よ 辺野古をおほふ邪払へ! ~ 今日(10月4日)の辺野古

 11月、今年もあと2か月足らず。今日は最高気温が25度を切り、木陰に入ると肌寒さを感じるほどだ。

 涼しくなったせいか、ゲート前に座り込む人数も少し増えたような気がする。

 

 座り込むと間もなく、機動隊がやってきた。

 過積載だ!警察は、民間工事のダンプには、うるさいほど過積載防止の取り締まりをするが、辺野古では見て見ぬふり。ダンプも咎められないとわかっているので、居並ぶ県警機動隊の前を堂々と「道交法違反」。

 一回目の搬入が終わり、テントに戻ると差し入れが待っていた。毎週水曜日バナナとパンを届けてくださるのは、元衆議院議員の古堅実吉さん。 

 今日は、東京から高校の退職教師のグループ9名が参加。毎年辺野古ツアーを実施しており、今年も6月に予定していたが、コロナ禍で延期。例年の半分に人数を減らして、やっと実現にこぎつけたという。

 香を放つ月桃の葉よ茂りゆき 辺野古をおほふ邪払へ」 昨年から、テントの前に掲げられたこの和歌は、甲野真貴子さんという方が辺野古を詠んだもの。一昨年、病で亡くなられたという。退職教師の会のメンバーのなかに、作者のお連れ合いがいらした。声を詰まらせながら話された。

 

 

 

 

 

 今日は演習でもあるのか、やたらと戦闘車両がテントの前を行き交った。それこそ「邪」だ。

 女性たちは、歌と踊りでゲート前の邪を払う。うないパワーだ!

 今日は最大61人が座り込んだ。

 沖縄の海には、ジュゴンや色鮮やかな蝶や魚、命輝く生き物たちこそ似合う!

 

 

 

 

2020年11月4日リンクURL

スーパーブルームーンとハロウィン

 31日は、10月2度目の満月・ブルームーンでしたが、 ご覧になれましたか?

 沖縄は、日中お天気が良かったので「今日は、素晴らしい満月日和になるぞ!!」と思っていたら、夕方から雲が出始めて、満月タイム絶頂の23時以降はかなり雲が広がり、風があって流れが速かったので、シャッターを押すタイミングが難しかった。

 でも、薄雲がかかった朧月のブルームーンも、なかなか風情があってよかったですよ。

 ブルームーンとは、同じ月に満月が2回あり、その2度目の満月をブルームーンというそうです。しかもこの日はハロウィンでもありました。満月とハロウィンが重なるのは、実に46年ぶりなのだそうです。(お天気おじさんの森田正光さんが、テレビ番組で話していました)

 ハロウィンは、1000年の歴史があるケルトのサフィン祭が元になっており、古代ケルト民族の一年の終わりである10月31日に秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うために行う祭だそうです。その日は、日本のお盆のように、死者の霊が家族に会いに来ると信じられていたと言います。

 モノレールに乗ったら、車内はハロウィンの飾りつけでオレンジ色に染まっていました。

 

 

2020年11月2日リンクURL

庭にオオゴマダラが来たよ! ~ オオゴマダラ日誌 ①2020年10月31日

 沖縄の県蝶・オオゴマダラを増やそうと、オオゴマダラの幼虫の食草となるホウライカガミの苗を育て、県内の小中学校へ配るという奇特な方がいらっしゃいます。

 普天間の野嵩ゲートや辺野古の抗議行動にもいらっしゃる方なので、よく存じ上げている方なのですが、9月23日琉球新報にこんな記事が掲載されました。

 コロナ禍で、育てた苗を学校へ配ることができず、「欲しい人には譲る」というのです。 私も、友人を介してホウライカガミの苗を2鉢いただきました。

 まだいただいたときの鉢のままで、地植えはしていないのですが、2週間もしないうちに、やってきたのです、オオゴマダラが! 

 最初に来たときはカメラが間に合わず、写真が撮れなかったのですが、10月26日、しっかりカメラに収めました!!

 

 さなぎが黄金色に輝くことから、その魅力のとりこになる人も少なくありません。でも私は、白地に黒い斑点のとてもシンプルなオオゴマダラの成蝶の姿が、好きです。

<← オオゴマダラのさなぎ (沖縄県ホームページより)>

 

 

 

 下の2枚は今朝(31日)撮影したもの。飛んでいる蝶を写すのは至難の業、何とか羽を広げたオオゴマダラを撮りたいものです。

 

 

2020年10月31日リンクURL