高校生 基地を詠む ~ 全国短歌甲子園で準優勝

  <8月18日 琉球新報 ↑>

 今回出場したのは、いずれも高校2年で文芸部の國吉さん、島袋乃碧(のあ)さん(17)、徳村帆華さん(17)の3人。

灰色の箱が生み出す爆音は 今か 咲く花ただ揺らすのみ

団体戦決勝の大将戦での島袋さんの作品。「灰色の箱」をフェンスで囲われた米軍基地に見立て「咲く花」に地域住民や生活する自身を重ねたという。

碧海にコンクリートを流し込み儒艮(ジュゴン)の墓を建てる辺野古に

國吉さんは「基地問題にはずっと関心があり、本土との温度差を感じていた。(準優勝で)短歌を通して、しっかり沖縄らしさを届けられたと思う」と喜びを語った。

2019年8月19日リンクURL