辺野古 掘削再開

政府・沖縄防衛局は、知事選への影響を恐れて中断していた
新基地建設工事に向けての海底ボーリング調査を、12日午前、半年ぶりに再開した。

琉球新報(12日)

琉球新報(12日)

 

「前知事による埋め立て承認の検証結果が出るまで、工事を見合わせるように」との翁長知事の要求を無視しての強行である。

調査再開 ②

2015年3月13日リンクURL

いま地球にいらないもの~原発と基地・軍隊

この地球上には人間がその欲望のために造り出した不要なもの、
というより害毒を及ぼすものがたくさんある。

いま、その筆頭は原発と基地・軍隊ではないだろうか。

原発は、フクシマの人たちから故郷を奪った。
放射能汚染でいつ故郷に帰れるのかわからないまま避難生活を送る人たちが、まだ何万人もいるというのに
原発再稼働、原発輸出のトップセールスマンを嬉々としてつとめるこの国の代表者。

米軍基地は、沖縄の人たちから故郷を奪った。
戦争が終わって捕虜収容所から戻ったら故郷の家や畑、先祖の墓さえも金網で囲われて立ち入ることができなかった。

それでも故郷の地に花は咲く

それでも故郷の地に花は咲く

以来70年、いまだに故郷は金網の中。その典型的な例が普天間基地である。

だから沖縄の人たちには、原発で故郷を失ったフクシマの人たちの気持ちが、胸に響くように伝わってくる。

今朝の琉球新報の社説は言う。
「ドイツのメルケル首相は東京都内での講演で、
ドイツが22年までの「脱原発」を決めた理由を「技術水準の高い日本でも予期しない事故が起こり得ると分かったからだ」と述べた。
大地震も津波もないドイツだが国民の安全を考え、原発推進から脱原発に転換したのである。

 「フクシマの教訓」をメルケル首相は生かし、安倍政権は何ら学んでいないと言わざるを得ない」

現在、沖縄には福島からの人たちを中心に、900人近い震災避難者が住む。
沖縄県は、この3月で期限切れとなる震災避難者支援(住宅の提供や公共交通機関の割引など)を
4月以降も続けると発表した。
帰還者への旅費援助も引き続き、一人当たり4万円を上限に支援するという。

4年目の3.11に思う。
いま自分にできることは何か!改めて考えたい。

3・11 Coccoさん

<3月11日、琉球新報>

2015年3月11日リンクURL

山城さん釈放!

22日、シュワブゲート前で抗議行動中、米軍に拘束・逮捕され、名護署を経て那覇地方検察庁に送致された山城博治さんらは、昨夜8時過ぎ、釈放された。

根拠のない逮捕から35時間、山城さんと谷本さんは、この日も名護署前で抗議を続けていた100人余の市民に拍手と歓声で迎えられた。

釈放

 

 

 

 

 

 

<琉球新報より>

釈放後、拘束当時の状況を、山城さんは報道陣に次のように語った。

山城さん一問一答

 

境界線

 

 

 

<琉球新報>

米軍が拘束の根拠とした道路と提供施設との境界線は、数日前に米軍が一方的に引き直したもので、山城さんは基地を背にしてその線上に立っていた。米軍の警備員は、背後から山城さんを羽交い絞めにして引き倒し、三人がかりで足首を捕まえ、逆さづりの状態で基地の中に引きづり込んだという。その山城さんを取り戻そうとした谷本さんも「基地内に侵入した」として拘束されたもの。相撲の土俵際ではあるまいし、境界線から足が出た!出ない!で「刑特法違反」などとは、まったくの言いがかりでしかない。

そもそも「刑特法」自体が安保条約のもと、米軍を守るためにつくられた法律で、かつて憲法違反の判決が下ったこともあるとんでもない法律なのだ。

 

2015年2月24日リンクURL