目も 心も 舌も楽しませてくれる料理 ~ 「なんとぅ」

友人が営む料理工房、キッチン「なんとぅ」
自宅の応接間を解放して、沖縄創作料理とでも言ったらいいでしょうか、見て楽しく、アットホームで心和む、とにかく美味しいお料理なんです。

サラダにおソーメン?と、まずびっくりさせてくれます。サラダ菜、トマト、蒸した芋茎に、おソーメンが見事にマッチングしてました。

ここの名物お寿司です。ミニトマトを器にしたり、ヘチマがのっかっていたり、お茶碗のすし飯の上に乗っかっているのはナスのみそ炒め。何度行っても同じものは出ません。今日は何が出てくるのかと、楽しみです。

既存のお寿司のイメージからはとんでもなくかけ離れていますが、とにかく美味くて楽しいしいんです。

田芋と芋茎の味噌汁、絶品でした!

モズク入りお豆腐、さっと揚げたさやえんどうとお麩の酢の物風、そしてアーサのてんぷらを三杯酢とお塩の二つの味でいただきます。

大根と豚バラ肉の煮物。

デザートも2種、田いものもちもち揚げ、沖縄ぜんざいにコーヒーゼリーの苦みが絶妙な味わいでした。コーヒー付きです。

これだけの品数で2000円からおつりがきます。(ランチの場合)

食べ終わった後の器がまた楽しい。それも料理の美味しさの一つです。

ホントに普通の民家です。

玄関の横で、魔よけのシーサーたちが出迎えてくれます。

庭にはハイビスカスや、つつじ、メイフラワーなど季節の花がが咲き乱れています。

キッチン「なんとぅ」糸満市賀数395-1  TEL 090-3795-5287

ランチは4人以上、夜は5人以上で完全予約制です。

 

2019年3月16日リンクURL

「黄身の白い」卵

「黄身の白い卵」と言われても、ちょっとピンとこないですよね。実は友人から卵をいただいたので、調理しようと割ったら、黄身が白いのです。思わず「えっ!」って叫んだくらい。

これです。

なんで黄身が白いのか? はじめは欠陥卵かと思いました。「ニワトリの餌にカルシュウムが足りないと黄身が白っぽくなる」と聞いたことがあったからです。

でも白っぽいというより、ほんとに白身と区別がつかないくらい白いのです。この卵をくれた友人に聞きました。
すると、何と欠陥どころか貴重で特別な卵だったのです。

アレルギーのある人や、健康志向の人たちの間で今流行りのグルテンフリーの人たちのために、一般的な養鶏用の餌ではなく、お米を餌に育てた鶏の卵なのだそうです。

この写真だと、少しわかりにくいのですが、

 

普通の卵と比べると、とてもよくわかりますね。
それでも、生だと「白い黄身」(ややこしい!)とは言うものの、白身が透明なので白身と黄身の区別がつきますが、

熱を通すと白身が固まって白くなり、「白い黄身」と「白身」の区別がつかなくなるのでは!と思って、目玉焼きにしてみました。比較のために普通の卵と並べて。

いかがでしょうか?

「やっぱり黄身は黄身らしく、きれいな黄色の方がおいしそうだなあ」と言うのが、私や私の家族の感想です。

ちなみに味は、普通の卵とほとんど変わりませんでした。(味が淡白で卵臭くなく、食べやすいという意見もあります。ゆで卵にすると味の違いが分かりやすいそうです)

2018年7月11日リンクURL

「また行きたい!」 沖縄が全国 一位~日本観光振興会調査

2年連続で沖縄がトップだそうですが、この記事を読んで、人気お笑いタレントのダウンタウンが、テレビ番組で「沖縄は食事がまずい!」と言っていたのを思い出しました。かわいそうに、どんなまずい店で食べさせられたのでしょうか。

沖縄は、「料理がおいしい!」という人と、ダウンタウンのように「まずい!」という人に極端に分かれます。その人の食の好みもあるでしょうが、多いのは初めての沖縄で、たまたまというか運悪く、美味しくない店で食べると、以後はどんな料理を食べても「沖縄の料理はまずい!」となってしまいがちです。私の知っている人にもそういう人がいます。

それに、自分の一度の経験だけで沖縄の料理すべてを「まずい!」と決めつけるのもおかしい、間違っていると思います。

でも、「また行きたい観光地」「満足度」ともに一位にかがやいたということは、沖縄の料理がまずくはないという証明になるのではないでしょうか。旅の醍醐味はなんといっても「美味しい料理」だからでです。食事のまずかった観光地に「もう一度旅したい」とは誰も思わなでしょう。

人気者で国民に対する影響力も大きいダウンタウンには、ぜひ沖縄の料理を見直す機会を作ってもらいたいものです。

「また行きたい!」で一位になってうれしいですが、この記事からは、どんな点が良かったからまた行きたいのかは、あまりわからないのが残念です。

<観光客で賑わう国際通り>

2018年5月28日リンクURL