道端ガーデン

ハイビスカス

ハイビスカス

自宅から、活動の拠点にしている事務所まで
普通に歩くと25分かかります。

しかし、たいてい歩きながら道端の草花や植栽、
余所の家の塀越しに見える庭木、花などのぞき込んだり
カメラを向けたりと、それこそ道草をくうので
30~40分かかるのが常。

道草のコースはいくつかあり、またお気に入りのスポットも
いくつかありますが
なかでもお気に入りは
「道端の花園(ガーデン)」と私が勝手に呼んでいるこのスポット。

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県都・那覇市のど真ん中、しかも繁華街の道路沿い。
住宅の塀と道路の側溝の間にわずかに残されたスペース(土)に
花木を植え、たくさんの花鉢を見栄え良く並べていて、
季節ごとに様々な花を咲かせて見せてくれるので

毎日「今日はどんな花が咲いているかな?」と立ち止まって覗いてしまいます。

DVC00006.JPGときどき50~60代と思われる男性が

水をかけたり、ハサミを入れたりと、
花園を手入れしているのを見かけます。

「きれいですね。いつもここを通のが楽しみですよ」と
声をかけると、返事はありませんがニコッと笑顔が返ってきました。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ

 

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舗道にずいぶんはみ出していますが
多分、苦情を言う人など誰もいないと思います。
花には、そんな威力があります。

 

2013年5月12日リンクURL

太陽と円形の虹

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昨日(5月2日)お昼過ぎ
太陽の周りに虹のような光りの輪が出現。
道行く人々がみんな空を見上げ、携帯のカメラを向けていた。

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うすい鱗雲が広がる空模様と相まって
とても神秘的な情景だった。

3日の新聞報道では
「太陽の日暈(ひがさ)」渡呼ばれる気象現象で
沖縄気象台によると日暈は、
地上から約10キロの高層にある氷の粒でできた巻層雲に太陽光が当たり、プリズムのように屈折して起きる現象。珍しくはないが、低層の雲がほとんどなかったので、はっきり見えたという」。
(3日・琉球新報)

 

私は、2年ほど前、飛行機の中から円形の虹を見たことがあり
そのときはカメラを向けることが出来なかったので
とても残念な想いをした。

 

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太陽にカメラを向けるとまぶしくて
ちゃんとカメラの枠に収まっているか確認できないまま何度もシャッターを切った。

 

肉眼ほどきれいな虹色は出ていないが
形はしっかり捕らえられていた。

この日の「太陽の日暈(ひがさ)」現象は、沖縄本島だけで見られたという。

事務所のベランダから

事務所のベランダから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年5月3日リンクURL

シーミー(清明祭)

 

シーミー(清明祭)沖縄のご先祖を大切にする風習のひとつ。
太陰暦の季節区分・二十四節季のひとつ「清明の節」期間中に、
親族がうち揃い、重箱に詰めたご馳走を持って集まりご先祖のお墓参りをします。

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お祈りが済んだら、お供えしたご馳走のお下がりを、お墓の中庭でひろげ、皆でいただきます。

 
芸達者な人が居る場合には、歌や踊りも飛び出し、さしずめ満開のさくらの下で繰り広げられるお花見会かピクニック、
という感じでしょうか!

 

 

ご先祖を一にするこの親族の一団を門中(むんちゅう)といい、大きな門中になると何百人なんていうのもあります。

これだけの親族が一堂に会するなんてそうはありませんから、

お重の中味

お重の中味

この機会にと、この一年間に結婚した人、生まれた赤ちゃん、高校や大学へ進学した若者の紹介、その他の近況報告など、門中の総会のようなことを行う一門もあります。

 

今年の清明の節は4月12日から15日間で
本来ならこの期間にお墓参りをしなければならないのですが、今どきは一同が集まりやすいよう清明節前後の週末土・日や
GWの連休に行うところも少なくありません。

シーミー ①

 

清明祭の風習は同じ沖縄の中でも地域によって違いがあり、神々の島と言われる久高島では、お墓参りはなく、お家のお仏壇の前で行うそうです。

ちなみに私の故郷・渡嘉敷島では「清明祭(シーミー)」は行いません。

2013年4月27日リンクURL