辺野古・基地ゲート前に抗議の3.600人

那覇から辺野古まではとても遠い。
車で2時間以上、路線バスでは3時間以上。
バス賃もかなりかかる。

わたしのように車を持っていない一般市民にとって
抗議行動に参加したくても、そうそう行けるものではない。

なら、みんなで力を合わせて、バスをチャーターして行こうということに
なった。

去る18日月曜日、100名の予定で大型バス2台が用意された。
当日、集合場所の県庁広場には、200名近くの人達が集まった。
急遽、さらに一台バスを増やした。

交通手段さえ確保できれば辺野古へ駆けつけたい人たちが
たくさんいることが分かった。
それではというので、毎週月曜日、那覇からか貸切バスを出すことになったなった。

今度は、23日(土)に、このゲートまえまえ前を1000人の抗議の人達であふれさせようと呼びかけられた。

3日後、いや2000人集まろう!という声が上がった。
当日、集まってみたら、なんと3600人になっていた。

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<24日・琉球新報>

8・23 新聞 ①

<24日・琉球新報から>

キャンプシュワーブのゲート前は人が集まれるような広場なんてない。

道路の両側が基地で金網で囲われた一本道に、わずかな幅の歩道があるだけである。

その歩道を延々と3600名の人達が埋め尽くした。

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 家族連れ・子供たちの姿が目立つ。

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おじいちゃんと一緒

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手作りのプラカードに思いを込めて!

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「私は米国人、でも米軍基地には反対!」と

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次は1万人集まろう!

わずか1週間の取り組みで3600人が集まったこの集会

新聞報道によると、那覇市で200人、沖縄市で150人が実行委員会が準備したバスに乗れなかったという。

しかし、バスの追加配備に期待して最後まで残った人たちから、実行委員会が

「これ以上のバスの追加配置はできない」との報告をされたときに、

苦情が出るのではなく、ねぎらいの拍手が起こったとのことです。

 

 

 

2014年8月24日リンクURL

ジュゴンからのメッセージ

世界でジュゴンの生息地は
沖縄が北限です。

つまり、日本ではジュゴンは沖縄にしかいないのです。

その貴重なジュゴンを
日本政府は、米軍基地を作るために絶滅の危機に追い込もうとしています。

じゅごん①

jじゅごん ②

じゅごん ③

沖縄の人々にとってジュゴンは

単なる「海の生き物」の一つ、ではありません。

古くから沖縄ではジュゴンは神様の化身としてあがめられ

信仰の対象であり、文化的にもとても大切なものなのです。

そんなジュゴンが絶滅することは

沖縄の人々にとって心のよりどころを失うことに他なりません。

2014年8月22日リンクURL

辺野古~掘削調査始まる

多くの県民の抗議を無視して、国による
調査をするために足場を組む
サンゴ礁の掘削が始まった。

胸が痛む。

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抗議行動を阻止するため、海上に張り巡らされたブイやフロート。

海上自衛隊の掃海艇や海上保安庁の船が、十数隻も警戒する辺野古の海。

異様な光景である。

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キャンプシュワーブゲート前での地元住民をはじめ、
埋め立てに反対する県民の抗議行動も日々人数が増え
昨日18日は、常時400名以上の人達が反対の声を上げた。

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辺野古テント村でも座り込みが続く。

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テント村の座り込みは、昨日で3,774日を迎えた。

10年以上だ。

その前に、さらに8年、地元おじい・おばぁたちが座り込んだ

8年以上の命を守る闘いがあったことが示されている。

そうしてまで

この海を守りたい沖縄の人達の心は

沖縄戦を体験して

平和の尊さを

命の尊さを

知っているから。

そして、軍備で平和は守れないことも

知っているから。

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命の宝庫・命の母

海は

いちどつぶされたら、二度と生き返らない。

金網の隙間から、キャンプシュワーブ・基地の中をのぞく。向こうに見える海が埋め立てられる。

金網の隙間から、キャンプシュワーブ・基地の中をのぞく。向こうに見える海が埋め立てられる。

人殺しのためのこの最新鋭の基地は

一度作られたら

400年の耐用年数を有すると言われている。

子々孫々に私たちはどんな地球を残そうとしているのか?

どんな言い訳をするのか!

問われている。

2014年8月19日リンクURL