多くの県民の抗議を無視して、国による
調査をするために足場を組む
サンゴ礁の掘削が始まった。
胸が痛む。
抗議行動を阻止するため、海上に張り巡らされたブイやフロート。
海上自衛隊の掃海艇や海上保安庁の船が、十数隻も警戒する辺野古の海。
異様な光景である。
キャンプシュワーブゲート前での地元住民をはじめ、
埋め立てに反対する県民の抗議行動も日々人数が増え
昨日18日は、常時400名以上の人達が反対の声を上げた。
辺野古テント村でも座り込みが続く。
テント村の座り込みは、昨日で3,774日を迎えた。
10年以上だ。
その前に、さらに8年、地元おじい・おばぁたちが座り込んだ
8年以上の命を守る闘いがあったことが示されている。
そうしてまで
この海を守りたい沖縄の人達の心は
沖縄戦を体験して
平和の尊さを
命の尊さを
知っているから。
そして、軍備で平和は守れないことも
知っているから。
命の宝庫・命の母
海は
いちどつぶされたら、二度と生き返らない。
人殺しのためのこの最新鋭の基地は
一度作られたら
400年の耐用年数を有すると言われている。
子々孫々に私たちはどんな地球を残そうとしているのか?
どんな言い訳をするのか!
問われている。