米兵の性暴力と隠ぺい許さない ~ 7月フラワーデモ IN OKINAWA

 毎月11日に、県庁前県民広場で行われるフラワーデモ。今日は先月末明らかになった米兵による性暴力事件とその隠ぺいが問題になっている中で開催され、初参加の人や県内各地で行われているフラワーデモのメンバーも合流して、多くの人達が集った。

 いつもとは会の持ち方を変更して、午後7時から前半30分を通常のフラワーデモとして、花を手にメッセージボードを掲げての沈黙のスタンディング。第2部として午後8時から1時間米兵の性暴力、事件を隠蔽した日米政府への抗議声をあげた。 

  県外から駆け付けたフラワーデモ全国ネットワークのメンバーもいた。

 自分たちの地域でのフラワーデモを済ませ、沖縄のフラワーデモに間に合わせて駆けつけたという。

 「地元の自衛隊基地にオスプレイが配備された。いずれ米軍がやってくるという危機感を持っている。米軍の性暴力は沖縄だけの問題ではなく、自分事として身に迫ってくる。いたたまれず駆けつけた」。

 参加者が次々手を上げ、それぞれに思いを語った。発言者の多くは、被害者に思いを馳せ、声を詰まらせながら、自分ごととして語った。

 中には「自分も当事者です。被害に会ったことで自分を責め続けていたが、”あなたは悪くない”と言ってくれるフラワーデモに出会い、何度も参加する中で、本当に自分は悪くないと思えるようになり救われた」と、安心して語れる場所があることの大切さを訴えた。

 主催者からは「米軍の性暴力が大きな社会問題になるたびに、”自分は身内からの性暴力なので大した問題ではないと思ってしまう””という声があることも忘れないでほしい」と提起があった。

 フラワーデモは、来月も11日に県民広場で行われる。

 

2024年7月11日リンクURL

全国に広がる怒り ~ 相次ぐ米兵の性暴力事件と米軍と国による隠ぺい

 沖縄以外でも、女たちの怒りの声が次々上がっています。

 昨年12月24日に沖縄県で起きた米兵による性暴力事件。外務省は県への情報共有を怠っていたことが分かりました。さらに昨年から今年5月までに公表されていない暴行事件の発覚が相次いでいます。すぐに県に報告をしていたら、次の事件は防げたかもしれない。外務省のずさんな体制を非難します。
沖縄県知事をはじめ、すでにさまざまな機関や団体がこれに抗議をしています。

 しかし、今後暴行事件の通報が徹底されたからといって、米軍基地が集中し、自衛隊基地が増え続ける沖縄の状況が一変するわけではありません。
呼びかけ人である私たちは、「本土」で暮らす市民として声をあげなければと思い、この抗議をするに至りました。私たちの共通項は「怒り」です。

現地参加が難しい方でも、インスタライブがございます。
代読メッセージもぜひお寄せください。
情報拡散大歓迎です。よろしくお願いします。
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お茶の水女子大学博士後期課程
大室恵美


2024年7月9日リンクURL

新基地NO!辺野古座り込み10年 ~ 基地ある限り続く性暴力

 7日で座り込み10年の辺野古県民大行動。キャンプ・シュワブのフェンス沿いに1200人の人間の鎖で囲んだ。(私は体調不良で参加できなかったため、友人たちから譲ってもらった写真と、新聞記事で伝える。

6日 琉球新報>

     (写真提供:沖本裕司)

 <6日 琉球新報>

(写真提供:うみ)

             (写真提供:うみ)

     (写真提供:沖本裕司 ↓↑)

 ゲート前での座り込みは10年だが、地元辺野古のおじぃ・おばぁたちが、ヘリ基地に反対して辺野古浜に監視小屋を建てて坐りこんだ時から数えれば、もうすぐ30年にもなろうとしている。なまなかな年月ではない。

 沖縄の人々が、踏まれても蹴られても起き上がって闘い続けるのは、子や孫に二度とあの沖縄戦の苦しみを経験させたくない。平和で自然豊かな、文化香る沖縄を残したいという思い、ただそれだけだ。

 

2024年7月7日リンクURL