いま私たちができることを 未来世代のために ~ 国による代執行許さない県民大集会

 オール沖縄主催「国による代執行許さない玉城デニー知事とともに地方自治を守る県民大集会」が、5日玉城デニー知事も参加して開催された。会場の北谷ドームには、1800名の県民がが詰めかけた。

 大歓声と拍手に迎えられて会場入りする玉城知事。いつもの笑顔だけでなく、全身に並々ならぬ決意がみなぎる。

 開会のあいさつは稲嶺進オール沖縄共同代表。「地方を犠牲にして成り立つ公益などありえない。デニー知事は民意を背にはっきりと不承認を表明した。今度は我々県民が総力を挙げて知事を支える番だ。ならんせーならん(できないことはできない)と県民心を一つにしてがんばって行こう!」

若者代表:神谷美由希さん。「玉城知事がここまで頑張って闘っていることに感謝する。私たちが選んだ知事だ。若者もシニアも共に行動して支えていく。玉城知事と一緒に、後世に誇れる沖縄を作り上げたい。私たちならできる」

労働組合代表:大城悟自治労県本委員長「県民は本当に力強い闘いをしてきた。2019年の県民投票で70%以上が反対した民意は、何一つ揺らいでいない。二度と沖縄を戦場にさせない、という玉城知事の思いを私たちが強く受けとめ、これからの行動をみんなでつくっていこう」

 県代理人:加藤裕弁護士「国は、知事が公有水面方に違反していると言い、その根拠は9月の最高裁判決だとしているが、判決はそんなことは言っていない。その判決を根拠に公水法違反なんて、そんな手抜きな訴状はない。裁判所をもバカにするようなことを国はしている。ちゃんと根拠を示すべきだ」

 そして玉城デニー知事。

 「私たちは現実と道理を重ねて、代執行に対し沖縄県民が未来へ間違った判断をしない、いま私たちができることをしっかりとやっていくと示した。私が皆さんの矢面に立つ。どんな矢のような言葉が飛んで来ようと、しっかり受け止める。政府に対しても対話の道を閉ざさず、みんなと共に歩みたい。沖縄県民は、ここぞというとき心を一つになるということを見せていきたい。わったー、負きて一ないびらんどー!一緒にがんばって行きましょう!」。

 デニー知事の力強い決意表明に、北谷ドームが湧いた。

 代執行訴訟の判決は、早ければ年内にも出され、県が負ければ、大浦湾側の工事が開始される。判決後どう闘うかが大きな問題となってくる。敗訴に怯むことなく「新たな承認取り消し」を!と市民側は訴えている。

 

※ 昨日アップしたつもりが下書きにはいったままになっていました!!(涙)

 

2023年11月7日リンクURL

国による代執行を許さない ~ デニー知事とともに地方自治を守る 11・5県民大集会

 

 平和市民連絡会では、5日の県民大集会に参加するため、当日県民広場から10:00に貸し切りバスを出す。すでに予約で埋まっているが、さらに島ぐるみ会議が同じ時間にバスを運行する。予約不要で先着順(30分前から受付開始)。

 なお、毎月第一土曜日の「辺野古大行動は」はお休みです。

               <10月31日 琉球新報 >

 

2023年11月3日リンクURL

新たな決意で 辺野古に座る ~ 11月1日の辺野古

 月が改まり、2023年もあと二か月を切った。なんと時の流れが速いのだろう!と思う反面、毎日が同じような、いや後ろ向きに歩いているような錯覚さえ覚えるときもある。

 10年にもなろうとするこの日々。つつましやかに生きる庶民にとって、失った10年の年月は決して軽くはない。ましてや高齢ならなおさらだ。この日も満月の名残の月が西の空に浮かぶのを眺めつつ、辺野古を目指してやってきた。

 ゲート前での話題は、怒り収まらない「強制代執行訴訟」のこと。

 「デニー知事と県側の弁護士の弁論が終わったら、国側には何も求めないまま『これで結審する』と言い放った裁判長の言葉に唖然として、しばらく誰も席を立てなかった」と、傍聴した人が感想を述べた。

 

 この日は、京都の大学からゼミの学生や、県外の反戦地主の方々、韓国から若者など多彩な人々が辺野古へ集った。 

 「ダイ・イン」で抗議の若者 ↑

←「デニーさん えらい!断固支持!とジュゴンさん。

 

 

 

 上空は、抜けるような青空が 広がる。ここに爆撃機やミサイルを飛ばすな!「お空を飛ぶのは、鳥さんだけでいい!」と、子どもたちが言っている。

 この日は三回目の座り込みはなく、昼食後那覇に戻った。

 水曜日はいつも差し入れがいっぱい。今日のお土産は、りんご、柿、大根、ジャガイモ、柚子。ケーキや冷たい夏みかんのフルーツポンチはお腹の中に納まった。

 

 

2023年11月2日リンクURL