またもか!米軍 沖縄で生物兵器実験

毒ガス、枯葉剤に次いで今度は生物兵器の開発のために
米軍が稲のいもち病菌を沖縄の水田にまいて実験を繰り返していたことが
明らかになった。

いもち病

 

ときは1960年代はじめ、場所は「ナゴ」「シュリ」「イシカワ」となっているが
それが基地の中なのか民間地域なのかは明記されていないとのこと。
ただ「シュリ(首里)」には基地がないので
民間地域にある水田の可能性が高いと専門家はみている。

いもち病は稲に重大な被害をもたらす。
いまも稲作農家が最も恐れる稲の病気である。

その病原菌を散布し、周囲にどの程度の影響を及ぼすか
十数回からそれ以上の回数 実験が繰り返されたという。米を主食とするアジアの国々をターゲットとした生物兵器開発のための実験だったとみられるという。

まるで沖縄の島には人間は住んでいないかのような仕業。                             まったく!やりたい放題としか言いようがない。

生物兵器実験 2

このニュースは、米軍が作成した報告書を
米国の情報公開制度によって、共同通信社が手に入れたものである。

このようにいかに重大な機密情報であっても
アメリカはある一定の期間が過ぎれば情報公開される 社会システムがある。

しかし、昨年末に成立した日本の特定秘密保護法
国が決めれば何年たとうが永遠に闇の中、一切公開しなくていいことになっており
なんでも国、政府、官僚のやりたい放題、何をやっても国民は知る由もないという
恐ろしい悪法であることが、改めて身に染みた。

2014年1月12日リンクURL

沖縄県議会~知事の辞任を求める決議を可決

県議会は10日開かれた臨時議会本会議で、仲井間知事が県民の意に反し、辺野古の埋め立てを承認したことに抗議し、辞任を求める決議を賛成多数で可決した。

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決議文は「県議会が全会一致で求めた県内移設反対、普天間の国外・県外を求める決議を踏みにじるもの」と批判。辺野古埋め立てを承認する一方で県外移設の公約は変えていないとする姿勢を「開き直りは不誠実の極み、県民への冒涜」と厳しく追及し、「県民代表の資格はない。公約違反の責を認め任を辞して県民に信を問うよう求める」としている。 (沖縄タイムス11日朝刊より)

 

沖縄県議会で知事に辞任を要求して可決したのは初めてで、地方自治法に基づく不信任決議のような法的拘束力はないものの、県政史上はじめて県議会が知事に辞任を突きつけた意味は重い。

本会議では辞任決議に先立ち、政府に対する意見書「普天間の閉鎖・撤去と辺野古移設断念を求める意見書」も賛成多数で可決した。

一方、県都の那覇市議会(自民党が多数)も知事の辺野古埋め立て承認にたいする抗議決議を可決。  これに対し自民党県連は、「県連の方針に反する」として抗議決議に賛成した那覇市議団の処分を検討しているという。

しかしわずか一か月前まで自民党県連も県外移設を主張していたわけで、自らの変節で変わらなかったほうを処分するというのは筋の通らない話である。

市議団は処分が出た場合、集団離党も辞さない構えと、報道は伝えている。

知事

2014年1月11日リンクURL

ムーチービーサ

南国沖縄も今日は寒かったです。
と、言っても16度だそうですが…(雪国の皆さんに笑われますね)

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表題のムーチーとは
子どもたちの健やかな成長を願って、旧暦の12月8日に行われる      月桃の葉に包んで蒸したお餅を食べる 沖縄の伝統行事<鬼もち>のことです。
そして、ヒーサ寒さの意。

ムーチーの頃にやってくる寒波を沖縄の人たちは「ムーチービーサ」と呼んでその冬一番の寒さに備えます。

それにしても「ムーチービーサ」って本当にあるんですねぇ。
前日まで最高気温23度もありましたが
ムーチーの当日は18度、そして今日は16度です。

沖縄の伝統行事は大抵旧暦で行われますが
旧暦のほうが季節感は確実だから感心します。

ところでムーチーですが
最近はお店で出来合いのものを買ってくることも少なくありませんが
かつては、子どもがいる家はどこでも自家製でした。
特に、前年のムーチーの後に生まれたお子さんがいる家庭では
初ムーチーと言って、特に盛大につくり、親戚、隣近所へ配ります。

私が子供の頃は、 ちょうど干し柿でもつるすように自分の年の数だけムーチーを連ねてつるし,毎日ひとつずつ、それを外して食べるのが楽しみだったものです。

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ムーチーを包んでいる月桃(サンニン)の葉がカビや腐敗からもちを守ってくれるので そんなことができるのですが、これも先人の素晴らしい暮らしの知恵ですね。
防虫効果もさることながら、その香りがまた沖縄の人々に愛されてきました。

ここ数日は、通りを歩いているだけでも
清々しい月桃の香りがどこからかともなく漂ってきます。                           知らず知らずのうちに アロマテラピィにもなっているのではないでしょうか!

 

わが家のムーチーは紅イモ入りと黒糖味(妹がつくってくれました)。他にかぼちゃ入りも人気があります。私はお砂糖も何も入れない白いおもちが大好きなんだけど、今どきは誰も食べないというので、なかなか手に入りません。作ってくれる人にお願いして特注するしかないのです。でもわがままを言うと「自分で作りなさい!」と怒られそうなので、この頃は自粛しています。

ということで
近年は観光土産としても人気があり、市場には年中出回るように
なっています。

2014年1月10日リンクURL