悲しみの空にホウオウ(鳳凰)燃えて咲く

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あっちでもこっちでも、街路樹のホウオウボク(鳳凰木)が満開です。
真っ赤に燃える炎のようにも見えます。
今年は特に色鮮やかに感じるのは気のせいでしょうか!

写真は那覇市役所前のホウオウボク。
遠目にもハッと息を飲むような鮮やかさ。

DVC00008.JPG <市役所側から>

DVC00005.JPG          <空梅雨の青空に映えて…>

那覇市役所と路地を挟んですぐ隣の県庁前交番の両脇にも見事なホウオウボクが…。バックは県庁です。

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青い空を見上げても、吹く風を感じても、美しい花を見ても、元米兵による事件の被害女性へと思いかが行く。

鳳凰木にも、は蜜を吸いにやってくるのでしょうか!
「来てほしい」と祈りつつ…。

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2016年5月30日リンクURL

人間パワー全開!「ニセ札以外何でも作ります~今日(5月27日)の辺野古

不屈の座り込み691日目の辺野古。

金曜日は嘉手納基地のゲートでも抗議行動が行われているため
毎週金曜日は、行動開始トの朝9時は少人数でのスタートとなる。

しかし、10時頃からは、読谷村民会議のバス、那覇島ぐるみのバス、さらに第四金曜日恒例の「ゴスペル歌い隊」の皆さんなどが到着して人が増え、テントの中はいっぱいになった。

DVC00012.JPGDVC00014.JPG                 <辺野古生まれのゴスペルもある>

DVC00013.JPGDVC00010.JPG          <県外からも続々。長野、大阪、神奈川などから、すべて個人参加である>

DVC00018.JPG                    <新しい駐車場の案内版作製中>

ここでは、テントで必要なものは何でも手づくり。
「プロに依頼している思っていた。すごいですね!」と声をかけたら、
「ニセ札以外は、なんでも作ります」とのこと。すばらしい!!!

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DVC00007.JPG 今日も基地の中から、兵舎解体で出たと思われる鉄筋や鉄くずを積んだ20トントラックが頻繁に(午前中だけで5台)出入りしていた。
和解成立により、一切の工事は関連も含めてすべてストップしているはずなのに、これは和解条項違反ではないかと、市民側が抗議している。

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那覇に戻る途中、沖縄自動車道の上空で、降下訓練中のヘリに遭遇。
ヘリの真下、ロープにぶら下がっている兵士が二人見える。
木々に半分隠れてしまったが4~5人が、まるで風がなくて垂れ下がったこいのぼりのように、吊り下げられていた。

戦場に直結する風景が、日々目の前で展開される沖縄。これは誰のためになるのだろうか。

2016年5月28日リンクURL

高まる全基地撤去の声~二つの抗議集会(5月25日)

元海兵隊員による性暴力、殺人、死体遺棄事件に対して、
25日も二つの抗議集会があった。
午前中は、辺野古キャンプ・シュワブゲート前での抗議集会(平和運動センター主催)に参加した。

DVC00033.JPG                 <400人がゲートを封鎖して抗議>

DVC00180.JPG あのような無残な事件を起こしても、完全武装した兵士を満載して、何事もなかったかのように演習に向かう軍車両が頻繁に行き交う辺野古ゲート前。笑顔のVサインは何を意味するのか!

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午後からは、加害者の元米兵が軍属として働いていた嘉手納基地ゲート前での緊急集会(オール沖縄会議主催)に参加。

DVC00021.JPG                <4千人が嘉手納基地ゲートを埋めた>DVC00009.JPG               <参加者が手をつなぎあい、被害者の思いを共有>

DVC00016.JPG                 <基地に向かって抗議の声をあげる>

集会を主催したオール沖縄会議は、安保を容認する保守系や経済界も合流しているため、あくまで「辺野古に新基地を造らせない」の一点でゆるやかに手をつなぎあう組織であるが、今回の事件を受けて、再発防止にはすべての基地の撤去、軍隊の撤退しかないとの声が相次いだ。

2016年5月26日リンクURL