座り込み1000日集会~今日(4月1日)の辺野古

 今日も早朝7時から座り込みが始まった辺野古ゲート前。
10時~11時は「座り込み1000日集会」が行われ、降りしきる雨の中、600人がゲート前に集まった。

山城博治さんも元気な姿を見せた。

                               <みんなに握手攻め、もみくちゃにされながら登場!>

「日数を刻む看板は4桁は想定していなかったので三桁しかつくっていなかった。999日しか掛けられないようになっていたのに、1000日になってしまった。ブロックの投下は終わってしまったようだが、しかし、私たちはあきらめない。勝つまでここに座り込む。翁長知事に期待が高まっているが、私たちがここ現場に座り込んで、工事を止めることが何より大事。再び戦前に戻らないために、人々の命と暮らしを守るために、最後まで戦い続けよう!」と、熱く語った。

保釈中で関係者との接触禁止のため弁護士にを伴い、集会の直前に「あいさつ」。近くで集会を見守るかたちになった。

  毎日、海保の暴力をはねのけながら寒く危険な海の上で、命がけで抗議を続けているカヌーチーム・抗議船の皆さんも参加。海上での抗議行動の様子などの報告を受けた。

<島袋文子さんもおしゃれなレインコートで参加>

                 <今日の1000人集会で配られたプラカードから>

コンクリートのブロックだけでなく、こんな鉄の塊が、水質汚濁防止膜の錨と称して海中に投下され、サンゴ礁を破壊している。

1000日集会の後も座り込みは続けられ、被災地・岩手県から参加の男性は、「沖縄・福島と繋がる岩手の会」を立ち上げたと報告。

宮古島生まれで、千葉在住の女性は、「辺野古だけでなく、奄美、宮古、八重山、与那国に配備される自衛隊に、再び沖縄は捨て石にされるという恐怖を覚える。沖縄と繋がる千葉の会を立ち上げた」と報告した。

座り込みは午後も続けられたが、午後2時から那覇で行われた「一坪反戦地主会」の総会に出席するため、午前中で辺野古を後にした。

2017年4月2日リンクURL

ドキュメンタリーフィルム「ZAN」上映会のご案内

◆辺野古ドキュメンタリーフィルム 『ZAN』 を上映会があります。(4/5名護)

◇「ZAN(ざん)」とは、沖縄のことばで、ジュゴンのことです。

日本自然保護協会とイメージミルによるドキュメンタリーフィルム『ZAN』が完成。4月5日に名護市にて完成記念上映会を開催されます。

さらに今回は映画に出演いただいた海勢頭豊さんにも歌っていただけることになりました。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。
(転載歓迎!!)
★日時&場所:
2017年4月5日(水)18:30~
名護市民会館・中ホール
参加費:無料

★概要
沖縄の海にくらすジュゴンを探す青年が出会った辺野古・大浦湾の圧倒的な生物多様性の豊かさと様々な立場の人々の声。
ジュゴンとはどのような生き物なのか。
辺野古・大浦湾の自然の豊かさの理由はどこにあるのか。
自然保護団体、研究者、抗議活動に参加する市民、
地元地区の住民は何を思っているのか。
沖縄の文化、スピリチュアルな側面も織り交ぜながら
ジュゴンとジュゴンがすむ海とともにくらしていくことの
意味を考えます

★お問い合わせ
日本自然保護協会  03-3553-4102/090-2947-1312 shimura(c)nacsj.or.jp

2017年3月30日リンクURL

「罪を犯しているのは国」ヒロジ節健在!~裁判第二回公判事前集会

山城博治さんの第二回公判が今日午後1時から那覇地裁で開かれた。12時から行われた事前集会に保釈中で、関係者との接触が禁じられている山城博治さんが、思いがけずにも参加。集まった人々を喜ばせた。

           沸き上がるヒロジコールにカチャーシーで応える博治さん。

 「罪を犯しているのは国の方であり、法律を破っているのは安倍政権。あの全国から送られてきたブロックの積み上げは、県民の抵抗の心を表現する芸術だ。芸術家から見たら沖縄の人はなんと素晴らしいと言うはず。これが威力業務妨害というのなら、基地を受け入れない沖縄県民の存在自体が威力、暴力だと言い出しかねない」と、ヒロジ節を炸裂させ、高らかに「山原の歌」を歌った。

                  ♪ いかなる弾圧が 度重なるとも                                     われらが友情は 永遠に輝く                         海や森空も澄めば わが心はやんばるの地に ♪

博治さんより先に保釈された稲葉さんも元気に挨拶。「拘留中の精神的苦痛は言葉に表現できない。とくに部屋から一歩も出られない休日の土、日や、休日が一週間も続く正月などは特につらかった。拘留中の差し入れや、窓の外に聞こえる激励の声かけに救われた」と感謝を述べた。

       法廷に向かう前に島袋文子さんに駆け寄り、手を取り合って心を通わせる博治さん。

みんなが歌う博治さん作詞の「沖縄いまこそ立ち上がろ!」に送られカチャーシーを踊りながら法廷に向かった。

<検察大失態>

裁判終了後4時半から報告集会が開かれる予定だったが、検事側が証拠映像を取り違えるというミスがあり審理が中断、結局審理は続けることができなかった。法廷が早めに終わったため、4時半を待たず報告集会がもたれ、博治さん、稲葉さんがいつもゲート前で歌う歌をみんなで合唱するなど、大いに盛り上がったという。

次回第3回公判: 4月17日(月)午後1:30~ (事前集会は正午から行われる)

2017年3月27日リンクURL