県庁前で「撤回」を求める座り込み3日目

3日目の今日は、なしだぜんきちさんのコンサートと、平和市民連絡会の北上田毅さんによる講演が行われた。

なしだぜんきちさんは、オカリナやアメリカ先住民の笛の演奏と、自作の歌「山城博治賛歌」「文子おばぁのバラード」を歌いながら、笑いを誘うトークで集まった人たちを楽しませた。

「なしだぜんきち」さんは少し前まで「なしだしんきち」と名乗っていたそう。「無しだ!新基地だったが、新基地どころではない!もう無しだ!全基地だ!」というので、なしだぜんきちさんになったとのこと。

北上田さんは「辺野古の海への土砂投入を阻止するために」と題して講演。様々な違法行為やごまかしを重ねて工事を強行している防衛局。どんな問題が起ころうとも無視して、とにかく知事選までに、少しでも大浦湾に土砂を投入し「もう埋め立て工事は始まった」とイメージ操作して、県民をあきらめさせる一方、軟弱地盤のことや活断層のこと、高さ制限のことなど、不都合なことはバレバレでも隠し通し、あるいはごまかして、知事選が終わったころに”実は、ありました”といえばいい。それが安倍政権の常とう手段。

いずれにしても、県が毅然とした態度で知事権限を行使すれば、辺野古の埋め立てはできない」と、土砂投入前の「撤回」を!強く訴えた。

2018年7月17日リンクURL

県庁前で「撤回」求める座り込み2日目

辺野古ゲート前に新たな柵をつくり、県民の抗議の場所を奪う国の闇討ち弾圧は、「ここまでするのか!」と背筋が寒くなる。

8月の「土砂投入開始」通告、新たな柵の設置に、ゲート前では危機感が高まっているが、それは同時に、遅れまくっている工事に対する、国の焦りの表れだとも受け止ている。

県庁前の県民広場で、昨日から始まった「撤回を求める座り込み」二日目の今日(16日)は、午後1:00から海勢頭豊さんのコンサートと、桜井国俊さん(沖大名誉教授 環境学)の講演「が行われた。

 

2018年7月16日リンクURL

辺野古ゲート前に新たな柵 ~座り込む場所を奪う!

抗議の市民が座り込んでいたこの場所に、新たな柵をつくり座り込みのスペースを失くしたという。歩道に3台の警察車両を24時間違法駐車し、私たちはその警察車両と警察車両の隙間に座りこんでいた。その隙間さえ奪ったということだ。

                    <15日 琉球新報>

2018年7月15日リンクURL