辺野古 組織的抗議行動再開 ~ 10月25日から 送迎バスの運行も再開

 コロナ禍で辺野古関連の組織的な抗議行動を自粛していたオール沖縄会議は、10月25日から再開すると発表した。

 辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議(通称:「オール沖縄会議」)は、コロナ禍で長い間辺野古現場での抗議活動を休止していたが、沖縄県の新型コロナウイルスに対する警戒レベルが「3」へ下がったとのことで、10月25日(月)から抗議行動を再開すると、傘下の各組織に通知を行った。

 この通知を受けて、沖縄から基地をなくし 世界の平和を求める市民連絡会(略称:「沖縄平和市民連絡会」)では、早速10月25日(月)から運休してきた「辺野古貸切バス」の運行を再開する。

<10月25日(月)~31日(日)までの「辺野古貸切バス」の運行日程は、以下のとおり>

1025(月):<県民広場900発>「平和市民連絡会」の中型貸切バス。予約不要。

・10月26日(火):<県民広場9:00発> バス運行中止

1027():<県民広場700発>「平和市民連絡会」の中型貸切バス。要予約。

10月27日(水):<県民広場9:00発> バス運行中止

1028():<県民広場900発>「平和市民連絡会」の中型貸切バス。予約不要。

1029():<県民広場700発>「平和市民連絡会」中型貸切バス。要予約。名護市安和直行。

1029():<県民広場900発>「平和市民連絡会」中型貸切バス。予約不要。名護市安和直行

・10月30日(土):バスの運行なし。

・10月31日(日):バスの運行なし。

 

 

2021年10月23日リンクURL

秋空に「政権交代」の幟はためく ~ 今日(10月20日)の辺野古

 巷は選挙一色である。しかし、辺野古の工事だけは止まらない。辺野古を止めるために選挙も大事だが、工事が続く限り、抗議の声を弱めるわけにはいかない。
 いつものように辺野古へ向かう。

 辺野古ゲート前にも「政権交代」の幟がはためいていた。

 辺野古へ通う人たちは、大抵各地域でも様々な活動に頑張っている人たちが多い。辺野古が気になりながらも、選挙運動で大きな役割を担っている人々ばかりだ。やはり今日のゲート前は、いつもよりかなり人数が少なかった。

 選挙戦が終わるまでは、各曜日の責任者中心の抗議行動になりそうだ。「少数精鋭だ!」と、自らを鼓舞してゲート前に座り込んだ。

 

 島袋文子さんも、久しぶりに元気な姿を見せた。

 久々の車列、それでも一回目の9:00は38台で、数百台が当たり前だったころからするとくらべものにもならない。抗議行動も10数分で終わった。

 

 メインゲートの前にピンク色もさわやかに酔芙蓉の花。テント下のベンチに描かれた絵もかわいい。

 

  

 

かわいくないのは、いつもながらゲートの中での軍事行動だ。

 ゲートの中に入る車両チェック、いつもは 日本人の軍警が行っているが、今日は物々しく武装した米兵が車のトランクまで開けさせて点検していた。 

 正午の2度目の座り込み。午後から選挙活動に行く人もいて、さらに人数が減った。

              

 コロナ予防のためできるだけ接触を避けるようにしているが、機動隊に排除されるギリギリまで粘る人もいて…。

 今日も楽しい豪華ランチバイキング。

 ちょうど昼食が終わったことろに一人の外国人がやってきた。ひと箱のお菓子を差し入れ!とテーブルの上に置いて、目の前の金網を指さし、言った。「明日、この中で軍事演習がある。大きい音も出るかもしれないが、びっくりしないでください」と。

「あなたは何者?」と聞くと、「基地で働いているが、軍人ではなく民間人。基地を管理する仕事をしている」という。親切か、それとも何か意図があってのことか測りかねたが、「毒は入っていないよね?」と、冗談をいいつつ、差し入れのお菓子はいただいた。

 15:00、三回目の座り込み。さらに人数が減って、16名。ダンプもさらに減って数台が入っただけだった。

 沖縄にも秋はやってくる。日差しは強かったが、ジリジリするような暑さではなく、木陰に入るとひんやりするほど穏やかになっている。

 街中に住んでいると気付かないが、緑の多いやんばるは、季節の移り変わりが、直接肌に伝わってくる。

 辺野古の集落で、去年はじめて見つけた赤い崑崙花、今年も華やかに咲いていた。

 ~不屈の座り込み2663日目の辺野古から~

 

 

 

 

 

 

2021年10月20日リンクURL

政権交代・日本の未来をかけた総選挙 公示

 文字通り日本の未来がかかった選挙である。沖縄選挙区では4区に11名が立候補。県庁前の県民ひろばで行われた1区赤嶺政賢さんの出発式に参加した。

 

 「野党が一つにまとまれば自・公政権に勝てる」と言われて久しい。それぞれの野党が小さくまとまって権力争いに明け暮れた結果、ここまで政治の腐敗を許してきた。やっとこさ今回の総選挙で野党共闘の第一歩を踏み出した。

 野党共闘共通の公約の一つに「辺野古新基地NO」が明記された。遅きに失する感もないではないが、とにかく一歩前進だ。

 市民・野党共闘の魁は、翁長知事を生み出した沖縄の「オール沖縄」である。様々な切り崩しにあっているが、小意を置いて(捨ててではない)、大道に着く!先駆けの沖縄で負けるわけにはいかない。

 

 

 

2021年10月19日リンクURL