「女の平和」赤く国会を囲む

1月17日、集団的自衛権の行使容認や改憲に反対して赤のファッションを身に着けて国会を囲む「女の平和」ヒューマンチェーン(人間の鎖)が行われた。

およそ7000人が手をつなぎ、戦争への道をひた走る阿部政権レッドカードを突き付けた。

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1時から2時はリレートーク、2時から3時はリレートークをはさみながら、4回にわたって手をつなぎ、

「女たちは、集団的自衛権の行使を認めません!」
「女たちは、人を殺しあうのは嫌です!」
「女たちは、よその国の戦いに加わりません!」
「女たちは、だれ一人戦争に行かせません!」
「女たちは、憎しみと戦いを拡大させません!」
「女たちは、差別をなくし自由を守りそだてます!」
「この国の主権者はわたしたちです!」
「阿部政権にレッドカードを突きつけます!」と声を上げた。

「女の平和」・赤い人間の鎖は、1970年代に女性の人権と地位の向上を求めて、北欧アイスランドの女性たちが赤いストッキングをはいて活動し、80年代に女性大統領を誕生させるなどした運動に学んだもの。

赤は、情熱の赤、怒りの赤、変革の赤、エネルギーの赤!
最終的には、2重~3重の赤い鎖で国会を取り巻いた。

上記のタイトルは、18日付の東京新聞の見出しである。
東京新聞は一面と、社会面も2ページにわたって、女性たちの行動を特集した。
しかし、他の大手新聞や、テレビは全くの無視か小さな扱いだった。
外国での3000の人民主化デモはニュースになっても、
国内の7000千人の、国策に反対する訴えは取り上げられないのが、今のこの国の姿である。
いつか来た道への靴音が次第に大きくなっていくのを感じる。

今週、24日(土曜日)は、辺野古の新基地建設に反対して
今度は青い鎖で国会を包囲する。

2015年1月19日リンクURL