代執行にどう抗うか ! ~ 今日(12月27日)の辺野古

 今年最後の辺野古行動である。

 6:40、辺野古に行きのバスに乗るため、県庁前に着くと、県庁舎の半数近くの窓に明かりがともっていた。こんなに早く!と思ったが、もしかして昨夜からの徹夜組だろうか?

 国の代執行に抗して、県は今日最高裁へ上告すると表明した。そのために徹夜での作業だろうか?


 9:00前、今日一回目の座り込み。

 デニー知事の「承認拒否」に勇気づけられ、国の「代執行表明」に怒り、座り込む人々も気合が入る。



 コロナ禍以降、感染予防のため機動隊に担がれ運ばれることはやめていたが、代執行判決後は、機動隊の移動警告に誰も耳を貸さなくなった。機動隊三人がかりで一人ひとり運ばなければならないので、時間がかかる。私も今日からその仲間になった。



 日は久々に島袋文子さんの姿も。(身内に不幸がありしばらくお休みしていた)お元気そうな姿に安心する。

 ゲート前行動も年が明ければ10年になる。この間に様々な人間模様が展開された。寂しい別れもある。8年近く黙々と送迎者の運転に徹しながら、得意のギターと歌で座り込みの人々を励まし、力づけてきたKさん。持病が悪化して九州の実家に引き上げることになった。今日辺野古で最後のミニライブをしてもらった。「代執行という大変な時期にいなくなるのはつらい」と。

 ありがとうKさん。たくさん励ましてもらったあなたのすてきな歌声忘れません。「沖縄の青い空、青い海、肝心(ちむぐくる)も忘れないでね。また会いましょう!」

 今日は、午後の搬入はないとわかり、早めの昼食を済ませて解散となった。水曜日の担当は今日が最後となる。

 

 

 

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