沖縄から美しいサンゴの砂浜が消える? 辺野古埋め立て用の海砂採取で荒れる 海岸 ~  5月28日の辺野古

 8時20分辺野古へ到着すると月桃の花が出迎えてくれた。うりずんを象徴する花だ。我が家の庭でも咲き始めている。

 「80年前、砲弾が雨あられと降る戦場を逃げ回ったときを思い出すから、月桃は好きではない」という人に出逢ったことがある。美しい花をめでることが出来ないなんて、なんと苦しく悲しいことか。月桃が咲くといつもこの人のことを思い出して胸が苦しくなる。

 数少なくなった戦争体験者・島袋文子さんとともに今日(28日)も辺野古ゲート前に座る。

 「排除するなら、排除されよう!自ら立ち上がることはしない!」と水曜日ゲート前行動の現場責任者・高里鈴代さんは、県警機動隊に向かって宣言した。

 抵抗のスタイルは人それぞれ。それも否定しない。

 この日の新聞は、オール沖縄の議員団が、「辺野古埋め立てのために海砂を剥ぎ取られ、荒廃する北部の海岸を視察した」と伝える。

 戦争・人殺しのための基地造りで、森や山、海がが荒らされるだけでなく、美しいサンゴの砂浜までが失われている。そんなことは絶対にあってはならない。

 人も含めすべて自然界の命は連鎖・循環している。それぞれ単独では生きられない。豊かな自然環境を失うことは、住民の暮らしや命に繋がる問題だ。自然を守ることは、私たちの命を守ることなのだ。砂浜の破壊を許してはならない。

 

 

2025年5月29日リンクURL

「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク 2025年ソウル国際会議」で韓国に

 いつもこのブログを見て下さっている何人かの方から「1週間もブログが更新されてないけど、お元気ですか?」とメールを頂きました。


 ご報告が遅れ、ご心配おかけして申し訳ございません。21日から26日まで韓国で開催された「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク」2025年ソウル国際会議出席のため、一週間「韓国」に行っておりました。

 とても充実した学びの濃い会議でした。 報告は追々させて頂きます。

 

 

2025年5月27日リンクURL

復帰53年 5・15平和とくらしを守る県民大会

 昨日(17日)は、北谷町のAgreスタジアム開かれた「復帰53年 5・15平和とくらしを守る県民大会に参加した。

 二つのコースでの平和行進を経て県民大会には、およそ2000人が参加(主催者発表)、基地のない沖縄、戦争のない平和な世界の実現を誓いあった。

 外間ひろみ大会実行委員会共同代表が、「自民党西田発言は、悲惨な沖縄戦に巻き込まれた県民にとって看過できない問題。戦争をしない覚悟で行動をしている若い世代が増え、頼もしさを感じている。戦争しない覚悟は大人の責任、共に手を携えていこう」と主催者あいさつ。

 玉城デニー知事も来賓として参加。相次ぐ米兵による性暴力事件や、「西田発言」への怒りを表明したうえで「忌まわしい戦争の記憶を風化させることなく、平和を希求するうちなぁのチムグクルを世界に発信しよう」と呼びかけた。

 韓国から参加した韓国進歩連帯を代表して孫美姫さんは「韓国では、若者たちが強い抵抗で軍事独裁に走る伊政権を退陣に追い込んだ。私たちは民主主義への”光の革命”をさらに広げていく。韓国の民主主義と平和統一に熱い連帯を送ってくれた皆さんは友人であり同志だ。私たちも基地のない沖縄平和な島沖縄をつくるために共に闘う」と決意表を語った。

 県議会を代表して幸喜愛議員は前日県議会が西田発言に対し抗議決議を採択したことを報告。維新が反対に回り「全会一致とならなかったのは残念だが、採択されたことの意義は大きい。 ”軍隊は住民を守らない” が沖縄戦最大のの教訓だ。復帰後も県民の暮らしと人権は後回し。もう一度復帰の原点に立ち戻って、県民が心を一つにしてともに闘っていこう!」

 

 

 

 

 

 炎天下照り返しの強いスタジアムのアルプススタンドは、全国から参加した人々の熱気でさらに熱く燃えた。

 復帰53年 講和73年 第48回 5・15県民大会は、「多くの市民の力を結集させ、基地のない沖縄、平和な日本、戦争のない世界の実現を目指すことを宣言し、全国、世界の友人に誓う」との大会決議を大きな拍手で採択、午後5時前に閉会した。

 

 

2025年5月18日リンクURL