辺野古ゲート前では、歌や踊りも一つの力強い抵抗の武器となる。強大な公権力と対峙し座り込む人々を励まし、鼓舞し、またときには和ませる。
ゲート前行動の中でたくさんの抵抗の歌が生まれた。もちろん辺野古のために生まれた全く新しい歌もあるが、誰でもがすぐに歌えるようにと、よく知られた既存の曲に、辺野古バージョンの歌詞がつけられた替え歌が多い。この歌もその一つ。古い琉球民謡の曲に乗せて、うちなーぐちで歌う。
辺野古歩っちゃーの歌
我ったー辺野古歩っちゃーや <訳>我ら辺野古通い人 辺野古新基地止みゆんでぃ 辺野古新基地止めようと 今日ん寄しりて来ゃびたん 今日もやってきました 一分一秒止みやびら 一分一秒止めましょう
我ったー辺野古歩っちゃーや 我ら辺野古通い人 機動隊にくるさってぃ 機動隊に殴られて ちんちきらってぃ なぎらってぃ つねられて 投げられて 入院しちん また来ゆん 入院しても またも来る
我ったー辺野古歩っちゃーや 我ら辺野古通い人 戦止みぶさ うりてぃち 戦争を止めたい ! これ一つ 戦止みゆん うりてぃち 戦争を止めるぞ!これ一つ 戦止みらな うりてぃち 戦争を止めよう! これ一つ
我ったー辺野古歩っちゃーや 我ら辺野古通い人 年金いーやーお年寄り 年金生活高齢者 今日やあてぃん明日ねーらん 今日はあっても明日はない 明日ぬために今日や来ゆん 明日のために今日は来る