少し風は冷たかったが、さわやかな朝を迎えた。那覇の自宅を出るときは、絵にかいたような三日月が南西の空に浮かんでした。(写真移し損ねた)
バスが高速道路に乗ってしばらくしたら、朝日陽が昇ってきた。今日の那覇の日出は7:18分。辺野古へ行くときのバスはいつも右側の席に座る。朝日が拝めるから。
明けゆく空の太陽と雲と海を眺めるのは楽しい。
今日も道路工事のため渋滞があり、いつもより遅れて辺野古に到着。
ゲート前では、すでに座り込みの準備が万端整えられていた。
こういうものが、辺野古の海に投じられ、あまたの生き物を生き埋めにして違法工事が進められている。
1回目の座り込みが終わり、テントに引き上げたところで、群馬県から参加した8人グループの方々紹介された。元教職員の労組でコロナ禍が始まるまでは、毎年何人もの仲間を辺野古へ送り出していたという。
「何度も計画してはキャンセルされ、やっと来れてうれしい。私たちも地元でいろいろな闘いをしているが、3年ぶりに来て感じたのは、やっぱり沖縄の闘いはレベルが違う。この雰囲気を群馬に持って帰り、みんなに伝えたい」
「はじめて沖縄へ来たのは35年前。様々な活動を通して沖縄に来ているが、来るたびに感じるのは基地ばかりが新しく、大きく、立派になっている」
「辺野古関連の警備費が一日2300万円余と聞いて、長年子どもたちの学校給食費無償化の運動をしているが、実現していないことを思うと、これだけのお金があれば給食費の無償化などすぐにできるのにと、怒りが込み上げてくる」
このメンバーの一人が、5年前から島袋文子さんと交流のある方だった。 共に93歳、この笑顔は宝もの !! 「杖はついても、車いすでも、闘いがある限り勝つまで通い続ける」とお互い励まし合い、辺野古への思いを確認し合っていた。
11:00前、第4ゲートで座り込み。
第4ゲート付近の環境破壊は凄まじい。沖では土砂運搬船や台船の動き激しい。
どういうわけか今日は県外からの3~4人の若いグループが3組もあった。「ネットで話題になっているから、実際に行ってみようと思った、と。一緒に座り込むことはなかったが、座り込みの人たちに声をかけ、質問したり、熱心に話を聞いてた。
15:00前、工事用ゲートで今日3回目の座り込み。
いまテント横の花壇では5種類のハイビスカスが花盛り。春が近いことを感じさせる。
辺野古集落の沿道では、ヒカンザクラの花が、ちらほらと咲き始めている。やんばるのさくらの名所では、今月末から桜まつりも始まる。「辺野古の春はまだか!」