今朝も平和市民連絡会の早朝バスで7:00那覇を出発。昨日から、安和桟橋と本部塩川港で「5日間集中行動」が始まっいているため、今日の辺野古ゲート前は、人数が少ないだろうと予想された。降水確率50%の天気予報も気になる。
一回目搬入後の休憩時間に名護市議の大城敬人さんが、新基地問題を考える辺野古有志の会とティダの会が、安和港の旧桟橋の使用禁止、撤去を求めて、県や名護市の労働基準監督署に申し入れをした報告を行った。
「琉球セメントは、桟橋の老朽化を理由に新しい桟橋をつくり、そこから連日辺野古埋め立てのための土砂を搬出している。本来の仕事であるセメント製品の積出は、老朽化して使えないはずの旧桟橋を使い続けており、目的外使用もさることながら、激しく腐食し崩壊寸前の旧桟橋で作業を行っているのは、そこで働いている労働者を危険にさらしている」というもの。
<沖縄タイムス2月14日 ↑>
辺野古の座り込みに参加している人たちの中には、いろいろな分野の専門家も多い。今日は生物学の専門家(元大学教師)が、いま世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスについて、「ウィルスの特性をしり、正しく対処すれば感染を防げる」と、対処方法を解説した。
それにしても、インフルエンザは毎年流行し、2016年は1463人、17年は2569人、18年は3325人が新型インフルエンザで死亡したと言われている。特に去年は(日本で)1月だけでも1685人と1日平均で54人の方が亡くなっている(ちなみに去年の9月時点で3000人の死者)が、これほど大騒ぎにはなっていない。
今回の新型コロナウィルスでは、あらゆるイベントや行事が、自粛の名のもとに中止、延期と騒がれるのはなぜなのか?何かしら違和感を覚えるのは私だけなのだろうか?
どんなに新型コロナ肺炎が怖くても、沖縄の私たちは辺野古で工事が進むかぎり、座り込み・抗議行動を休むわけにはいかないのだ。
今日(26日)も、辺野古ゲート前では、延べ140人ほどが座り込んだが、3回にわたる搬入で合計158台(内、生コン・ミキサー車73台)の工事車両が入った。
また、5日間集中行動が取り組まれている安和桟橋では、海上にカヌーが12艇出て運搬船の離岸を1時間ほど遅らせ、本部港塩川埠頭では13:30までダンプの搬入を止め、土砂の積み込みをいつもの半分に抑えたということである。