米兵コロナ感染 ~ 米軍基地を閉鎖しろ! 4月1日の辺野古

 7:00、天気予報は降水確率60%。雨具を万全に整えて、それでも濡れるのを覚悟して那覇を出発。那覇市内は雨は落ちていなかったが、高速に入るとちらつき始め、名護に近づくにつれて雨脚が激しくなった。

 8:40、元気にいつもの辺野古抵抗の歌3曲(沖縄の未来は沖縄が決める、沖縄を返せ、座り込み)を歌って座り込み開始した。

 ヘリ基地反対協の安次富浩さんが挨拶。「新型コロナウィルスで、あらゆることを自粛する中、公共工事も自粛すると言いながら、辺野古の工事は強行している」と怒りを込めて糾弾。「嘉手納基地の米兵とその家族がコロナに感染したことが明らかになったが、基地内でどんな対策が取られているのか、具体的なことは公表しない。米兵は、出入国何のチェックも受けず、パスポート審査もなく世界中の基地を渡り歩く。滞在先では、自由に基地の外に出られる。彼らがコロナの感染を拡散する可能性は大きい。兵士に感染者が出たなら、直ちに米軍基地のゲートは完全閉鎖すべきだ!」と憤った。

 一回目の座り込み・排除が終わりテントに戻る私たちを、いつもの美味しい差し入れが待っている。今日は野菜のかき揚げとバナナ。ありがたい。

 テントの下での休憩時間、関西からやってきた一人の若者が、みんなの注目を集めていた。コロナ自粛で大学が5月の連休まで休みになったので、前から来たいと思っていた沖縄に。ヒッチハイクとテントでの野宿で2週間滞在するという。環境関連の大学なので、「なら一度は辺野古へ行った方がいいと先輩に勧められやってきた。たくさん学んで帰りたい」と語った。

 もう一組はご夫婦。「六年前から仕事をしながら辺野古に通っている。70代になって通うのが身体的にきつくなってきたので、思い切って沖縄に移住してきた。皆さんと一緒に新基地を止めるまで頑張りたい」と決意表明。

 何度注意を喚起しても、マスクをしない帝国警備の皆さん。それが会社の方針なら、自社で働く人たちを感染の危機にさらしている。人権侵害だ。

 それにしてこのゲート一つに20数名もの警備員が必要なのか?税金の無駄使いも甚だしい!

 二度目、三度目と、今日も3回にわたって工事用資材を積んだダンプ・生コン車が基地の中に入った。

 

 

2020年4月2日リンクURL

もう黙ることはしない ~ マスコミ・セクハラ白書

「胸触ってもいい?」「抱きしめてもいい?」
財務省幹部から、テレビ朝日の
女性記者が言われたことばだ。

この記者と、自分を重ね合わせた女性たちがいた。
他人のセクハラを取材してきた
「私たち」こそが、当事者だった!
もう黙ることはしない―。

決意の白書、社会時評、
そして主要メディアのセクハラ対策調査を、
これからペンを持とうとする女性たちへ送りたい。

この本「マスコミ・セクハラ白書」:WⅰMN編著 の表紙裏に記された言葉である。

 伊藤詩織さんの例が特別なものではなく、いまだに少数派であるメディアで働く女性たちが、取材先で出会う性暴力、性差別、パワハラがいかに日常的なものかが、この本によって改めて浮き彫りになった。

 身体を触られる、セクハラ発言、差別扱い、パワハラは日常茶飯事、取材で会った政治家や、県庁幹部、警察幹部からレイプされた女性記者たちの証言。同じ女性として憤りなしには読めない。さらに、被害を告発、抗議をすることで、取材ができなくなったり、味方であるはずの職場で担当を外されたり、二重、三重の被害を受ける理不尽に身体が震える。

 社会的権力を持つ側の、さらに「男」というだけで身に着けるもう一つの権力のあまりのおぞましさに吐き気を催し、胸が苦しくなったり、お腹が痛くなったりして、何度も読むのを中断しながら、やっと読み終えた。40年近く放送局で働いてきた私も、自分の身に重ね合わせた一人である。

 この本は最後にこう呼びかけている。「読者のみなさまへ。もし今、あなたが辛い立場にあるとしても、あなたは一人ではありません。それが本書に込めた私たちのメッセージです」

 女性たちの証言だけでなく、コラム(社会時評)や、アンケートによるマスコミ各社のセクハラ防止対策なども掲載されている。これからメディアで働きたいと思っている若い人たちにも、ぜひ読んでもらいたい一冊である。

 WⅰMN (うぃめん)」メディアで働く女性ネットワークは、テレビ局の女性記者に対する財務省幹部のセクシャルハラスメント事件をきっかけに、メディアで働く女性たちの職能集団として2018年春に発足。会員100人超(2019年末現在)。新聞、通信、放送、出版、ネットメディアなどで活動する(フリーランスを含む)女性たちで構成。北海道から沖縄まで、海外在住者も。

ホームページ:http://wimnjapan.net

 

2020年3月31日リンクURL

春ですねぇ! ~ カトレア咲く

 毎年あでやかな姿を見せてくれる我が家のカトレアですが、今年は特にコロナの嵐を吹き飛ばせ!とばかり、豪華絢爛に5輪の大きな花が満開です。

 放射状に花をつけたので、カメラに収まり切れず、どうしてもワンフレームに4輪しか入れられません(私の撮影技術では)。花の女王と言われるだけあって、存在感は半端なく、香りもすごいです。まるで辺りに香水でも振りまいたかと思うほど。

 奥の方にもう一本花芽をつけたバルブがあり、さらにこれからが楽しみです。

 カトレアの隣でカニラン(シャコバサボテン)も開花しました。

 

 

 

 

 

 

 

2020年3月28日リンクURL