大雨の中1000人余 ~ 第一土曜日県民大行動

辺野古新基地建設が争点となった知事選、豊見城市長選、那覇市長選と選挙に明け暮れた2か月、すべてに勝利して、いやが上にも盛り上がった今日の県民大行動。大雨にも拘わらず、1000人余の人々が集まった。

テントに入りきれない人々は、傘をさしても吹き付ける雨をものともせず、沿道で集会を見つめた。

オール沖縄会議共同代表の稲嶺進氏「今年2月、名護市長選では”選挙の結果がすべて” と言った菅官房長官。知事選挙の敗北を受けて今度は”一地方の選挙に過ぎない”などと、自分たちの都合のいいようにしか言わない」と、政府を批判した。

照屋、赤嶺、伊波の各国会議員団も、国会で鋭く安倍政権を追い詰めている様子を報告。

豊見城市の新市長に当選した(8日就任)山川氏も参加。「20年ぶりの市政奪還、翁長前知事が遺した誇りある沖縄への思いを、子や孫の時代に伝えて、新しい豊見城市を築いていきたい」と笑顔で抱負を語った。

オール沖縄会議の共同代表であり、憲法が専門の高良鉄美琉球大学教授。「今日は憲法が発布された日、憲法の番外地の沖縄だけど、平和憲法の真髄を一番よく知っているのは実は沖縄、一番知らないのが安倍政権」と皮肉った。

韓国から6名の高校生が平和学習で辺野古を訪れ、集会に参加した。

テントに入りきれず、人々でごった返す座り込みテント周辺。県民の熱い思いがあふれた。

 

2018年11月3日リンクURL