沖縄の声 伝えて!~ 玉城デニー知事 訪米出発

玉城デニー知事は、辺野古の新基地建設に反対する県民の声を、米市民をはじめ、米政府や米議会の関係者などに直接伝えるため、今日午後アメリカに向け出発した。就任早々の訪米を激励しようと多くの県民が空港に集まり、見送った。

集まった県民を前にデニー知事は「今回の訪米の目的は、米国政府の高官に会うというよりも、就任のご挨拶を兼て、沖縄に心を寄せてくださっている方々や、故郷のことを心配してくださっている県人関係者、アメリカの市民に沖縄のことを直接伝えたい、繋がりを造りたい、という思いで出かけます」とあいさつ

 

駆け寄ったお孫さんを抱き上げて一緒に「頑張ろう!」のこぶしを握った。

市民らの激励を受けた後記者会見、出発ぎりぎりまで訪米の決意を語った。

「撤回」の執行停止や、工事再開など厳しい状況が続く中で、トレードマークの笑顔も消えがちと心配する声もあったが、訪米出発を前に、いつものデニースマイルを見せた。

もう一人のお孫さんとハイタッチ!、見送りの人々の中にお連れ合いを見つけて駆け寄りハグするデニー知事。周囲に拍手と笑顔が広がった。

 県民の期待を背に出発したデニー知事、ニューヨーク大での一般人向けの講演やワシントンでの政府、議会関係者との面談を調整している。帰国は16日夜の予定。

2018年11月10日リンクURL