世界中に勇気を与えている ~ オール沖縄をIPBの加盟団体として迎えたい

 ドイツを拠点に活動する世界的な平和団体「国際平和ビューロー(IPB)のライナー・ブラウン代表が30日、辺野古を訪れ、座り込みの抗議を続けている市民らに「皆さんの行動は世界中に勇気を与えている。皆さんの勝利は世界の勝利。共に頑張ろう」と激励した。

 また、31日に開かれたシンポジウムで、オール沖縄会議をIPBの加盟団体としてして迎える考えを明らかにした。

 

 IPBは、世界70カ国に300の組織を持つ国際的な平和団体で、ノーベル平和賞受賞者が多数参加している他、IPB自体もノーベル平和賞を受賞している。

 2017年に、辺野古の新基地建設に反対して抵抗を続けているオール沖縄会議を高く評価し、「マクブライド平和賞」を授与している。

2019年8月1日リンクURL

沖縄の比例政党別得票数 ~ 自民25.9% 社民19.2% 共産10.7%

 <23日、沖縄タイムス朝刊>

 私は、特に支持政党は持っていないが、今回社民党の仲村みおさんを応援した。沖縄の民意を国政にしっかり伝えることのできる人を、一人でも増やしたかったからだ。

 残念ながら、社民党は比例で一人当選させるのがやっとの力しかなく、個人票上位の吉田氏だけが当選ということになった。全国的な知名度で劣る仲村さんは最初から不利だったといえる。

こんな分析もある。

<沖縄タイムス記事 23日>

 

 

2019年7月23日リンクURL

八重瀬町議会の「辺野古推進」決議に市民らが抗議

「辺野古中止決議」が全国の市町村議会に広まる一方で、安倍政権にすり寄り「辺野古新基地建設」によって政治的、経済的利を得ようとする側も必死で、「辺野古推進」を全国に働きかけている。

 それを受けて、去る11日、八重瀬町議会が「辺野古推進」を可決、民意に反すると市民らが強く反発、抗議・緊急申し入れを行った。

 

<島ぐるみ八重瀬の会の緊急申し入れ>

2019年6月18日

八重瀬町議会議長 金城秀雄 殿

島ぐるみ八重瀬の会

〒901-0405 八重瀬町字伊覇48街区1

共同代表 玉城武光

知念則夫

<連絡先>事務局 090-1948-6673(沖本)

 

「辺野古促進」決議の撤回を求める緊急申し入れ

 

6月14日八重瀬町議会は、「宜野湾市民の安全な生活をまもる会」の陳情に基づき「米軍普天間飛行場の辺野古移転を促進する意見書」を賛成多数で可決しました。多くの町民は八重瀬町議会のこの「辺野古促進」決議を6月16日付の琉球新報、沖縄タイムスに報じられて初めて知ることになり、大変驚き失望するとともに、怒りの声をあげています。

2月24日の辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票において、八重瀬町の有権者24,196人の内、投票数13,590人、投票率56.17%。辺野古埋め立てに賛成2,233人、どちらでもない1,127人に対し、反対は10,164人、74.8%にのぼります。投票者の4人に3人が辺野古埋め立てに反対しました。八重瀬町の民意は明確に辺野古新基地反対です。

町議会がこの八重瀬町の県民投票の結果を無視し「辺野古促進」を可決したことは許されません。議員は町民からすべての問題について委任されている訳ではありません。町民の意思が明確に示された事柄に対しては町民の意思を尊重し従うのが民主主義の道理です。それでこそ議員は町民の代表といえるのです。どうして町民の圧倒的な民意を無視し踏みにじるのですか。「辺野古促進」決議は、八重瀬町の民意からかけ離れたものであり、まさしく県民民意を無視して埋め立て工事を強行する安倍政権の暴挙と同じです。

県の試算によると、辺野古新基地建設は少なくとも今後13年、25,500億円かかるとされています。大浦湾の軟弱地盤のため完成はおぼつかないと指摘する専門家もいます。辺野古に固執することはかえって普天間の固定化につながります。宜野湾市民が強く望んでいる普天間基地の運用停止・閉鎖は辺野古新基地建設とは別に追求されなければなりません。

私たちは、八重瀬町民をないがしろにする今回の町議会の「辺野古促進」決議に怒りを込めて強く抗議すると共に、町議会のみなさんが八重瀬町の民意に基づき「辺野古促進」決議を撤回することを強く求めます。

2019年6月20日リンクURL