今年も慰霊の日がやってきた。
<23日に発行された号外~琉球新報・沖縄タイムス>
愛おしい家族を、理不尽に奪われた悲しみは、例え何年経とうとも、癒えることはない。
私も父方の祖父と親戚の方々の刻銘を確認して花を供えた。「お爺ちゃん、叔母さん、今年も来たよ!」
「平和の火」、今年は先ごろの大雨のため点火装置が故障したとかで、火は燈っていなかった。小さなランタンが代わりを務めていた。
沖縄県立平和資料館。青空に映えて美しい。この澄んだ青空のような平和は、いつ来るのだろうか?
あの日、この青い海を埋め尽くしたという米軍艦、またあの悪夢が現実によみがえろうとしている。今度は米軍ではなく、日本軍(自衛隊)が…。
市民グループの人達が、沖縄各地に強化されるミサイル配備に賛否を問う活動をしていた。「賛成の人もいるんだ!」驚いた。