昨日(14日)は、名護まで所用で出かけたその足を、大宜味村の喜如嘉まで延ばしました。
オクラレルカの花畑(田んぼ)です。見渡す限りの緑と紫の花の絨毯、沖縄ではなかなか見られない風景です。
芭蕉布で名高い喜如嘉ですが、近年はこの季節のこの風景を心待ちにしている人も多いことでしょう。かつて喜如嘉の田んぼは、ビーグ(畳表となる琉球イグサ)が植えられていましたが、花だけでなくその葉っぱが、生け花の花材として人気の高いオクラレルカに着目し、今では一大産地になっています。
今年は、すでに花のピークは過ぎていましたが、それでもまだ多くの人たちが訪れていました。雑誌などのグラビア撮影でしょうか?琉装姿の女性にカメラをむけるグループ。保育園の子どもたち、介護施設のお年寄りの一行など、地元の人たちにも親しまれているようです。
子どもたちは、花より団子ならぬ水遊び。脇を流れる水路に足を入れ大はしゃぎ。自然の中で生き生き、のびのび動き回っている子どもたちの姿は、見ているだけでこちらも元気になります。
生態系も豊かな喜如嘉ターブク(田んぼ)です。
オクラレルカの花を楽しんだ後は、集落内の散策もお勧めです。ただしあくまで、集落の皆さんの暮らしのお邪魔にならないように、節度ある行動に気を配りましょう。
ちなみに、オクラレルカの花言葉は「良い知らせ」だそうです。どんなステキな知らせが届くのか、ワクワク胸を躍らせながら待っているところです。このブログを見て下さったあなたにも、きっと良い知らせが届くことでしょう。