普天間基地ゲート前行動1周年集会

事故を多発している危険な欠陥機・オスプレイ
普天間基地に配備されて、明日10月1日でまる一年になる。

DSCN0309

 

配備に抗議して、米軍の休日の土曜、日曜を除く毎日
市民たちが普天間基地の二つのゲート前で展開している
直接抗議行動を振り返る「ゲート前行動1年集会」
28日、宜野湾市の中央公民館で開かれた。

 

集会には、ゲート前で抗議行動を続けてきた市民をはじめ
普天間基地の移設先とされる辺野古や
オスプレイ訓練のためのヘリパット建設が強行されている
東村高江で、抗議の座り込みを続ける住民たちも駆けつけ
およそ250人が参加した。

1年集会

普天間で生まれ育った桃原範太郎さんは
基地になる前のふるさと・普天間」の様子をか語り」、
サトウキビといもが実る豊かな農地、のどかなで人情あふれる戦前の人々の暮らしを紹介。
「もう一度、あの故郷の姿を取り戻したい」と訴えた。

DVC00127.JPG

 

大山ゲートを中心に行動する宮平光一さんは
毎日の抗議行動の様子を写真で振り返り
「去年の9月29日、一時的にせよ市民によって
基地のゲートが市民よって、完全に封鎖された事実は大きい。
オスプレイは配備されてしまったが
昨年の基地封鎖のように、基地機能がマヒすれば飛ばせない。
そのための方法を、いろいろな形で展開し、これからの抗議を続けていく」と 固い決意を述べた。

野嵩住民の赤嶺和伸さんは
「毎日、ゲート前を通って学校に通う自分の孫や、子供たちが
20歳を迎えるまでには基地を撤去させて、
基地の真ん中で成人式を盛大に祝おう」と夢を語った。

DVC00116.JPG

辺野古のヘリ基地反対協の共同代表・安次富浩さんは
「辺野古への新基地建設に闘いは今日で3450日となった。
私は4000日を迎えたくない。
皆さんとともに闘い普天間基地を、移設ではなく撤去させ、
辺野古の新基地建設を止める闘いにする。
平和は与えられるものではない。民衆の力で平和を作り上げよう」と 呼びかけた。

高江・ヘリパットいらない住民の会の伊佐育子さんは
毎日24時間の監視・阻止活動をしても建設が進むヘリパットの状況に危機感をにじませ、        支援を要請するとともに、連動するオスプレイ配備抗議行動への連帯を表明。

野嵩ゲート前の行動を続ける城間勝さんは                                     「日本のどこに、地元の反対を押して、政府が一方的に基地を押し付ける地域があるのか。       県内全41市町村が建白書突きつけても一顧だにしない。                            沖縄県民を虫けら同然に扱う政府は許せない」と怒りをあらわにした。
DVC00131.JPG

宮森小学校の米軍ジェット機墜落事件を語り継ぐ「ハーフセンチュリーい7宮森の川満美幸さんは美しい歌声でゲート前抗議行動への連帯を歌いあげた。

 

集会は抗議決議を採択して
明日からの行動継続への決意を新たにした。

DVC00139.JPGDVC00142.JPG

 

会場まえのロビーでは、ゲート前行動の写真展も開催され 関心を呼んだ。

 

 

また今日10月1日PM6:00から、県庁前の県民広場で、基地の県内移設に反対する県民会議主催の<オスプレイ撤去させよう!10・1県民集会>が開かれる。

2013年9月30日リンクURL

米軍ヘリ墜落抗議~宜野座村民大会

DSCN0459

基地内とはいいえ
民間住宅からわずか2キロメートル、 ダム貯水池の20メートル、

乗っていた米軍兵士の1人死亡3人重傷という大墜落事故を起こしながら

原因究明も進まないなか
わずか10日後には 飛行訓練を再開した米軍の横暴と
米軍の言いなりで県民無視の日本政府に対する怒り宜野座村民大会
お盆明けの22日開催された。

DSCN0458 DSCN0461

DSCN0457

 

宜野座村の人口5,500人のうち、1,100人が参加しました。

2013年8月24日リンクURL

8月21日~野嵩ゲート前行動

DSCN0433DSCN0431DSCN0436

 

 

 

 

旧盆ウークイ(送り火)のこの日も
普天間基地・野嵩ゲート前では
オスプレイ配備への市民による直接抗議行動は
いつものように行われました。

お盆のウークイといえば、祖先崇拝の沖縄の人たちにとっては
とても大切な行事。

だから、たぶん「参加する人も少ないだろう」と誰もが思い、
「だから、今日は来た!」という人たちで いつもより多いくらいでした。
思いはみんな同じだったのです。

台風の襲来で、船が欠航し、田舎へ帰れなかった私も
ならば!と 朝7時から10時までのゲート前行動に参加しました。

お盆で帰ってきたご先祖様の祖霊もきっと一緒に
「NO! OSPREY!」と叫んだことでしょう。

DSCN0444DSCN0445DSCN0437

 

 

 

 

ゲート前では、基地に出入りするYナンバー(米軍関係者車両)に
「私たちは、オスプレイの配備に反対です」
「基地はいりません。米国に持ち帰ってください」
直接語りかけ、プラカードで意志を示します。
モットーは「非暴力の抵抗、直接行動」です。

米軍人に訴えるだけでなくだけでなく、
ゲート前の道路を走る県民・市民の車や通行人に対してオスプレイに対する抗議行動をしていることを伝えるため
通り過ぎる車に手を振り、運転している一人一人に丁寧にお辞儀をして 思いを伝えます。

車の中からは、賛同の意思表示が、いろいろな形で返ってきます。
手を振る人
クラクションを鳴らす人
Vサインを送ってくれる人
ガッツポーズで応えてくれる人
大きく何度も何度もうなづいて通り過ぎていく人。

DSCN0452

 

<写りは悪いですが車の中から手を振っているのがわかるでしょうか!>

寒い日も炎天下も、雨の日も、嵐の日もとだえることなく
一年近く米軍の休日(土・日)以外毎日続いているこのゲート前行動、
私は時々しか参加できませんが、
車から帰ってくる賛同の合図は、日に日に数をまし、高まっていくのが心強く、 励まされます。

DSCN0451

DSCN0450

 

2013年8月23日リンクURL