6月のとかしき島

 

去る6月22日、渡嘉敷島へ行ってきましたので

遅ればせながらの写真レポートです。

島の玄関 ・渡嘉敷港

島の玄関 ・渡嘉敷港

 

とかしくビーチ 遠景

とかしくビーチ 遠景

 

向こうに見えるは座間味の島々

向こうに見えるは座間味の島々

 

グンバイ昼顔の這う砂浜

グンバイ昼顔の這う砂浜

 

アダンの実も熟れていた

アダンの実も熟れていた

 

丘の上はハマユウの花が満開

丘の上はハマユウの花が満開

 

ハマユウ

ハマユウ

無人売店

無人売店

 

農産物や新鮮な卵、手作りパンなど、自由にとって、代金は手前の箱に入れておく仕組み。

島の人ばかりではなく観光客もたくさん通りますが

品物だけがなくなるということはないそうです。

 

さすが、夜でも鍵掛けのいらない平和な島らしい情景です。

 

 

 

 

 

 

 

2013年7月2日リンクURL

へいわってすてきだね

23日の「慰霊の日」に行われた沖縄県主催 全戦没者追悼式で、児童代表が読み上げた「へいわってすてきだね」と題する自作の詩が、多くの人々の感動を呼び話題になっている。

日本のいちばん西にある小学校、沖縄県与那国町立久部良(くぶら)小1年の安里有生(あさとゆうき)くん(6才)、

県平和祈念資料館が募った「平和のメッセージ」に寄せられた1690点の中から選ばれたもの。

朗読する「あさとゆうき」くん ~テレビ画面から~

朗読する「あさとゆうき」くん
~テレビ画面から~

 ◇◇◇◇◇◇

へいわってなにかな。

ぼくは、かんがえたよ。

おともだちとなかよし。

かぞくが、げんき。

えがおであそぶ。

 

ねこがわらう。

おなかがいっぱい。

やぎがのんびりあるいてる。

けんかしてもすぐなかなおり。

 

ちょうめいそうがたくさんはえ、

よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。

みなとには、フェリーがとまっていて、

うみには、かめやかじきがおよいでる。

やさしいこころがにじになる。

 

へいわっていいね。へいわってうれしいね。

みんなのこころから、

へいわがうまれるんだね。

 

せんそうは、おそろしい。

「ドドーン、ドカーン」

ばくだんがおちてくるこわいおと。

おなかがすいて、くるしむこども。

かぞくがしんでしまってなくひとたち。

 

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。

このへいわが、ずっとつづいてほしい。

みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。

 

へいわなかぞく、

へいわながっこう、

へいわなよなぐにじま、

へいわなおきなわ、

へいわなせかい、

へいわってすてきだね。

これからも、ずっとへいわがつづくように

ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

 

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かわいい声で、でも堂々と毅然とした姿が清々しく、朗読が終わると、会場から大きな拍手が沸き起こった(ニュースによると)。

 

 

 

奇しくもこの日は東京東京都議会選挙の投開票日。皮肉にも東京都民は、戦争政策を押し進める政党を選んだ。

追悼式での美辞麗句を並べた総理挨拶が、白々しく聞こえたのは、私だけではなかろう。

2013年6月26日リンクURL

68年目の慰霊の日

昨日6月23日は「慰霊の日」。

68年前の第二次世界大戦で戦場となり、

県民の4人に1人の24万人(うち民間人十数万人)が犠牲になった沖縄戦が終わった日です。

月桃の花

この日は沖縄県だけの法定休日
学校もお役所も企業もお休み(国の機関は除く)多くの人たちが
ゆかりの地で
鎮魂と恒久平和の祈りを捧げます。

平和公園

平和公園

 

激戦地となった沖縄本島南部摩文仁の平和公園には
各都道府県をはじめ
「ひめゆりの塔」「健児の塔」など
多くの慰霊碑がありますが、
昨日はそのほとんどで慰霊祭が行われました。

祈りをささげる人々

祈りをささげる人々

 

 

戦後、野ざらしになっていたたくさんの遺骨を 付近の住民が集め、手作りで慰霊碑を建てたのが
「魂魄の塔」。

親族や肉親がどこで亡くなったのかわからない人たちは
「魂魄の塔」にお参りします。

 

 

平和公園で行われた県主催の全戦没者追悼式には、県知事はじめ総理大臣、外務大臣、防衛大臣も出席、県民5千人が参列しましたが、例年、美辞麗句を並べて形だけのあいさつをする国側来賓に反発して、平和を求める市民団体は、毎年この魂魄の塔前で追悼集会を行います。

昨日は一日、沖縄中で
たなびくお線香の煙と祈りの声が絶えることはありませんでした。

2013年6月24日リンクURL