68年目の慰霊の日

昨日6月23日は「慰霊の日」。

68年前の第二次世界大戦で戦場となり、

県民の4人に1人の24万人(うち民間人十数万人)が犠牲になった沖縄戦が終わった日です。

月桃の花

この日は沖縄県だけの法定休日
学校もお役所も企業もお休み(国の機関は除く)多くの人たちが
ゆかりの地で
鎮魂と恒久平和の祈りを捧げます。

平和公園

平和公園

 

激戦地となった沖縄本島南部摩文仁の平和公園には
各都道府県をはじめ
「ひめゆりの塔」「健児の塔」など
多くの慰霊碑がありますが、
昨日はそのほとんどで慰霊祭が行われました。

祈りをささげる人々

祈りをささげる人々

 

 

戦後、野ざらしになっていたたくさんの遺骨を 付近の住民が集め、手作りで慰霊碑を建てたのが
「魂魄の塔」。

親族や肉親がどこで亡くなったのかわからない人たちは
「魂魄の塔」にお参りします。

 

 

平和公園で行われた県主催の全戦没者追悼式には、県知事はじめ総理大臣、外務大臣、防衛大臣も出席、県民5千人が参列しましたが、例年、美辞麗句を並べて形だけのあいさつをする国側来賓に反発して、平和を求める市民団体は、毎年この魂魄の塔前で追悼集会を行います。

昨日は一日、沖縄中で
たなびくお線香の煙と祈りの声が絶えることはありませんでした。

2013年6月24日リンクURL