辺野古総合大学・講座第3回目の今日のテーマは「基地と人権」、
先月、米兵による強姦事件が起こったこともあり
特に、女性の人権に焦点を当て、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表の高里鈴代さんが講師を務めた。
高里さんは、米軍の沖縄上陸と共にはじまり、米軍占領下、復帰をへて今日まで起こり続ける米兵士による性暴力事件の数々を、具体的な事例を示してとりあげ、
「基地・軍隊が存続する限り、構造的暴力として起こり続ける」ことを強調した。
この間、とくにひどかったのは終戦直後、そして朝鮮戦争の頃、さらにはベトナム戦争の頃が特にすざまじかった。
<レジメから② 沖縄・米兵による性犯罪年表より>クリックすると拡大
高里さんは、 「軍隊は構造的暴力であり、軍隊が存在する限り性暴力は起こり続ける、唯一実行性あ”再発防止策”は軍隊の撤退である」と訴えた。
辺野古総合大学、春季集中講座、第一回、第二回とも200人超が受講、第三回目の今日も100人近くが熱心に耳を傾けた。
第四回講座は明日・9日午後2時から、「基地と経済」、元琉球新報記者で、沖縄国際大学教授・前泊博盛さんが抗議を行う。
明後日10日には普天間返還合意から20年「フェンスを取っ払おう!取り戻そう普天間 大集会」が、普天間基地大山ゲート前の友好広場で行われる。