国策に翻弄いつまで!宮城島土砂搬出 ~ 11月27日の辺野古

 辺野古へ向かうバスの中で、先週から始まった宮城島からの土砂搬出と抗議行動の報告がされた。

 鉱山の入り口で、うるま島ぐるみの人たちを中心に、座り込むなど抗議行動を行っているが、県警機動隊によって排除され、民間警備員のネットで移動が制限されたりしているとのこと。

 宮城島と本島を結ぶ道路は、海中道路一本しかかなく、土砂を積んだたくさんのダンプトラックが往来するのは、島の人々の暮らしや、観光地としての経済活動に大きな影響を及ぼすことは必須だ。さらに、「神の島」ともいわれる祈りの聖地でもある宮城島の自然破壊は、暮らしと自然環境の破壊だけでなく、文化の破壊でもあることを忘れてはならない。(写真は沖縄自動車道から宮城・伊計の島々を臨む)

 辺野古新基地に関連する抗議行動は、辺野古の工事用ゲート前だけでなく、高江、塩川、安和桟橋、嘉手納メインゲート、普天間野嵩ゲート前、海上行動と、この10年間に拡がる一方で、参加者が分断される状況が続いている。宮城島は、いまのところうるま市民の会が中心に行われているが、長期化すれば、対応を考えなくてはならないだろう。沖縄はいったいいつまで国策に翻弄され続けなければならないのか!

 

 9:00前一回目の座り込み。

 正午前2回目のの座り込み。

 神奈川県から参加した女性。「米軍による女性への性暴力と、その隠蔽は沖縄だけでなく、米軍基地のあるいくつかの地域でも起こっていた。横浜の桜木町では毎月学習会を持つ仲間で、スタンディングや署名集めな、要請行動などの抗議行動を展開している。100を超える賛同団体が集まり、みんなが怒っていることが示された。沖縄だけではない。沖縄の闘いに勇気づけられている。今後も沖縄と連帯して活動を続けて行きたい」  

 3回目、午後3時前の座り込み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      それぞれの抵抗スタイルで抗議する

 

 

 

 

 

 

 辺野古ゲート前にはいろいろな才能の持ち主が来る。芸能人はもとより、学者、アーテイスト、技術者 etc…。

水曜日常連の女性が、車用のステッカーを作ってくれた。車だけでなくアイディア次第でいろいろな使い方ができる。1枚100円。もちろん辺野古行動のために使われる。ご希望の方はお声掛けください。

 

2024年11月28日リンクURL

宮城島からの土砂搬出開始に怒り ~ 11月20日の辺野古

 急に肌寒さを感じる朝を迎えた。昨日までのクーラー生活が嘘のようだ。上っ張りを一枚余計に着込んで那覇を出発。

 前日19日の新聞の一面トップは、米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会が、12月23日に開かれると報じた。喜んだのもつかの間、女性たちが望んだ超党派での開催は、「政治利用だ」として、自民党が多数となった県議会野党による反発で実現せず、女団協主導の開催となるようだ。「そっちこそ政治的利用だ!」と言いたい。

 この県民大会は、女性たちを中心に多くの県民が集い、絶対に大成功させなければならない。 

 

 パッチワークの見事なバナーやゼッケンは、大阪の80代の女性の手作り。これまで何枚もゲート前に届けられた。高齢でゲート前には行けないが、「辺野古新基地に反対!」の思いを表明したいと、毎日針を動かし続けていると、バナーを携えてきた女性は語った。 

「このパッチワークの作者の女性とはもう30年近いお付き合い。ずっと変わらず沖縄に心を寄せ続け、物心両面の支援をいただいて来た」と、ヘリ基地反対協の安次富浩さん。こうした支えがあるからこそ続いてきた沖縄の闘いである。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 朝9時の座り込みはいつも人数少な目。2回目の正午前は、那覇から2台目のバスも到着し、この日は特に県外からいくつかのグループが参加の予定。

 メインゲート前のテントに戻ると、かなりにぎやかになっていた。そこへ「宮城島から辺野古埋め立て土砂の搬出が始まった」との情報が飛び込んできた。 NHKがニュース速報で伝えたという。

 何故このタイミング? 現在の埋立て状況で必要な土砂ではない。専門家は、「宮城島の鉱山は小さく、大した量の搬出はできない。国は工事が進んでいることを、国民に示したいのであろう」とのこと。

 それにしても、島々の山や森を削って壊し、その土砂で辺野古の海を埋めて自然環境を破壊している。二重、三重の環境破壊だ。国の滅茶苦茶な工事の強行に怒りの声があがった。

 

 

 

 

 

埼玉、神奈川、群馬、千葉などから7名でやってきた働く仲間の学習雑誌で繋がる人たちのグループ。「辺野古の問題は沖縄だけの問題ではない。共に闘う決意を伝えたい」と、それぞれが、沖縄との深いつながりを熱く語り、寄せ書きやカンパを、水曜日のゲート前行動リーダーの高里鈴代さんに手渡した。

 ハワイから名桜大学に留学しているうちなぁ5世。「ハワイでも米軍基地によって沖縄と同じような問題が起こっている。人としての尊厳、人権、自己決定権、平和を守る闘いとして沖縄とともにに闘っていきたい」と、預ってきたメッセージを読み上げた。このメッセージが素晴らしく、他の曜日の人たちにも伝えたいとして、通訳の方に翻訳をお願いした。出来上がってきたら、このブログでも全文を紹介したい。

 正午前の2回目は、これらの人々と共に50名以上が元気に座り込み。お昼の水曜日名物豪華ランチバイキングもいつも以上ににぎやかに楽しいひとときとなった。

 

2024年11月21日リンクURL

水草「トチカガミ」

このところ庭の花々を紹介する気持ちの余裕にかけていました。反省です。

 ベランダで、水草・トチカガミが咲いています。

 

 小さい白い花が気に入って、4年前、産業まつりで購入したものです。わずか一株からどんどん増えて、毎日のようにいくつもかわいい花を咲かせてくれてます。

 淡水または海水中に生育する水草で、日本と周辺の海には7属十数種が自生し、世界には18属100種もあるそうです。

 

2024年11月19日リンクURL