日本は、本当に民主主義の国か?

と、つくづく思う。
その最たるものが選挙の投票率の低さである。

ゴールデンシャワー

ゴールデンシャワー

50%前後の投票率で
得票率25%の政党が、圧倒的な議席を獲得してしまう
今の選挙制度にも大きな問題があるが、

それも、国民の政治への無関心(つまり選挙へ行かない)が生んだ 結果である。

時の為政者にとって
国民(住民)の政治的無関心ほど都合のいいものはない。
自分たちのしたい放題の政治ができるからだ。

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まさに今の安倍政権がそれである。

有権者の50%の、さらにその25%~30%(得票率)だから,わずか20%程度の支持しかないのに政権を握り
原発を再稼働し、憲法を変え、TPPをおしすすめようとしている。

 

参議院選挙が目前である。
このブログを読んでいるあなたは選挙に行くのだろうか!
それとも行かないのだろうか!

選挙に行かないという人は、大抵こう言う
「誰に入れても同じ」 「入れたい人がいない」 「支持する政党がない」
「そんなの私と何の関係もない」

そういう人は、政治・行政に関してはあなた任せ、・お役所がいうことすることに
一切文句も、異議も唱える資格はないと、私は思う。

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一方で、裁判をしてまで選挙権を獲得した人たちがいる。精神的な疾患などで、成人後見人がついている方々は、これまで選挙権が認められず、投票ができなかった。

それは、「憲法違反である」と訴え続けて、この程、選挙権が認められることとなり、この参議院議員選挙から投票ができることになったのである。

自らが持つ権利が、いかに大切なものか!理不尽に奪われた者は、その価値を知っている。「権利の上に眠るものは、その権利を失う」と、先人は教えている。

投票に行こう!その一票が、政治を変える力となる!

私たちも投票に行くシーサー

私たちも投票に行くシーサー

 

2013年7月17日リンクURL

辺野古沖でジュゴン確認

11日付琉球新報から

 

 

国が、普天間基地の代替施設の建設予定地として

埋め立てを申請している辺野古・大浦湾の近くで

11日、悠然と泳ぐジュゴンの姿を、地元テレビ局が映像でとらえた。

 

国指定の天然記念物でもある野生のジュゴンが生息する

貴重な海を埋め立てて、武力行使のための基地を作ろうとしていることに

ジュゴン自らが抗議しているかのようである。

 

埋め立てのための環境アセスメントで、

「辺野古沖のジュゴンのえさとなる重要な藻場を埋め立てるのか?」

という環境保護団体の意見書に対して、

国は、「調査の結果、埋め立て予定地でジュゴンは確認されていない」と

繰り返し主張している。

 

しかし、重要な節目節目でジュゴンはたびたび姿を現し、

今回も、国が、埋め立てに反対する沖縄県知事に

埋め立ての認可申請を出し、

広告縦覧(広く県民の意見を聞くための閲覧)の期間中に

「私は、ここにいるよ」とばかり姿を見せた。

この海を殺していいのか!

この海を殺していいのか!

 

 

 

 

2013年7月12日リンクURL

沖縄的こころ ②~シーブン(おまけ)

県外から友人知人が沖縄へやって来ると
私は、必ず那覇の市場へ案内することにしています。
なぜなら、市場は庶民の暮らしと文化が、良くも悪くもよく見えるところだからです。

那覇市場

那覇市場

しかし、中には私よりも沖縄のことをよく知っている 沖縄通の友人もたくさんいます。
先日も、高知からの友人と市場へ行きました。
もう二十数年、沖縄へ通い続けている人です。

彼女は、沖縄中どこにおいしいお店があるか、珍しいものがあるか、
楽しいところがあるかを知り尽くしています。

那覇市場には、彼女が常連として買い物をしている店舗がいくつかありました。
沖縄へ来ると必ず寄るところがあると、逆に私が案内されていったのは
お肉売り場でした。

 

肉売り場~ブログの内容とは関係ありません

肉売り場~ブログの内容とは関係ありません

彼女は、箱いっぱいの買い物をして郵送を頼んでいました。
沖縄在来豚・アグー(黒豚)のハムやベーコン、塩漬けなどです。
沖縄に来た時だけでなく、高知から電話一本でいつでも送ってくれるこの店の常連さんだったのです。

そして彼女は、私のことを
「この人は、観光の人たちをよく市場に案内しているので
知り合いになっているといいですよ」と、私のことをお店のオーナーに紹介してくれました。

これは?なんでしょう!

これは?なんでしょう!

私、お魚党なので、お肉は、出された料理はおいしくいただきますが, 自分自身でお肉を買って調理することはめったにありません。
が、紹介された手前、何も買わずに帰るわけもいかず
アグーのソーセージと瓶詰のアンダンスー(肉みそ・沖縄伝統の保存食)を買いました。
合わせて800円くらいの買い物です。

でも、手渡され品物があまりに大きな包みなので
?という顔をしていたら、「シーブン(おまけ)入れておきました!」とのこと。

家へ帰って、びっくり!!!
入っていたオマケは、大きな塊のアグーベーコンでした。
私が買った品物の3倍くらいの値段です。

買ったのはこの二つ

買ったのはこの二つ

オマケにもらったベーコン

オマケにもらったベーコン

 

 

 

 

 

 

かっては(二昔前くらまで)、このような場面はよくありました。
糸満の市場で、やはり東京からの友人たちを案内していたとき
市場のアンマー(お母さん)たちに、いろいろと質問して、
糸満女性のことを教えてもらったあと、3個のみかんを買ったところ、
アツアツの揚げかまぼこ(7センチ×20センチほど)をもらったことがあります。
これも、かまぼこのほうが何倍も高いのです。

意気に感じたら採算は度外視、これが沖縄アンマーの心意気なのです。

その伝統が、那覇市場でまだ生きていたことに
私は、改めて感動したものです。

カラフルな魚売り場

カラフルな魚売り場

2013年7月5日リンクURL