2023年私のクリスマス ~ チャリティイベントに参加

 わたし自身は特にクリスマスを祝うことはしませんが、クリスチャンの友人も多いので、よくおよばれします。

 中でも、毎年参加しているのが、40年来の友人でカリスマ牧師(女性)が主宰する教会のクリスマスイベント。今年も去る18日の日曜日に行われました。5000人を収容する沖縄コンベンションセンターの展示場で、一日三回のステージを組む大規模なイベントです。

 出演者だけでも300人というステージは、ゴスペルの合唱はじめ、器楽演奏、各種ダンス(フラ、エイサー、琉舞調、ラップ、ブレイクダンス調など)あり、パフォーマンスありで、幼児小中学生、青年・大人の部、2歳から93歳までの教会の信徒が、教会で日常的にクラブ活動として行っていることの発表の場ともなっているとのこと。プロ顔負けの演技と本格的なステージ展開は、チャリティイベントの域を超えています。

 ステージの写真は撮影が禁じられていたので紹介できませんが、会場の雰囲気でクリスマスを感じていただけるでしょうか! 

 43年前、ささやかに始まったこのクリスマスチャリティイベントは、今では毎年5000人以上の人々が集う大イベントに成長。集められた志金は、国内だけでなく、戦争、災害、貧困など、世界の困っている人々へ、さまざまな形で届けられているそうです。

 ステージだけでなく、飲食、手作り小物などの出店も充実、一日中でも楽しめるイベントでした。

 

 

2023年12月19日リンクURL

夢は必ず叶う! 基地のない平和な沖縄を ~ 今日(12月13日)の辺野古

 このところ、日中は夏日の陽気が続く沖縄。

 来る20日の代執行裁判の判決を前に、危機感が漂う中、各地で様々な取り組みがなされている。あの集会にも行きたい、この抗議行動へも参加したいと、一つしかないからだが恨めしい。3つ欲しい!と叫びたい思いだ。

今日水曜日は、いつものように辺野古へ。

 

 

 

 

 

 

 

 どういうわけか工事ゲートから入って行くのは空ダンプがほとんど。「辺野古側の埋立てはもう終わっているのに、まだ作業が続いているのように見せるためのパフォーマンスだ」とも疑われている。

 基地のない平和な沖縄を夢みよう!


 今日も戦闘車両が行き交うメインゲート前。その軍車両に不信。車両のナンバープレートが前後とも手書きの上に、セロテープのようなもので張り付けてある。「このような車両が県道を走っていいのか?」。軍警に質すと、「防衛局の許可をとってある」とのこと。防衛局に道交法上の権限があるのか?と新たな疑問。

どんな違法もまかり通る「沖縄」。ここはどこだ?

 一回目の座り込みが終わった後の休憩時間に、去る10月20日から24日、南京・沖縄を結ぶ会が行った「南京平和友好訪問団」に参加したメンバーから、報告が行われた。

 犠牲者20万人とも30万人ともいわれる、日本軍が起こした南京大虐殺。その残虐性は聞くだけで胸がつぶれそうだ。日本国はいまだその事実を認めないが、数々の証言、遺跡がその実態を突き付ける。

 沖縄戦の日本軍は、南京から移動した兵士で結成された軍隊。集団自決(虐殺)、「慰安婦」、強制連行等々、史上最も醜い戦争と言われる沖縄戦の惨状も延長線上にある。アジアの国々に対する、日本の加害性(沖縄も含む)に向き合うことが問われ続けている。

 

 

2023年12月13日リンクURL

海勢頭豊「喜瀬武原」コンサート ~ 沖縄反基地闘争の原点を歌う

 10日(日)は、海勢頭豊さんの「喜瀬武原コンサート」を堪能した。

 喜瀬武原闘争は、復帰直後の1973年から77年、米軍が、集落唯一の生活道路・県道104号線を封鎖、恩納村の聖なる山を着弾地にして実弾演習を行っていることに、喜瀬武原区民が立ち上がり演習の中止を求め、抗議行動展開、住民の闘いに呼応して、全軍労など県内労働組合の青年部が実行部隊を組み、着弾地の山に立て籠もって実弾演習を阻止した闘いである。

 日本政府は姑息にも、米軍を守るためだけにつくられた法律・特措法(~日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う刑事特別法)を発動させ、青年らを拘束・逮捕した。その裁判闘争の中で生まれたのが海勢頭豊さんの名曲「喜瀬武原」である。

 コンサートは、

 第一部、記録映像で、喜瀬武原闘争の生々しい実像を観たあと、

 第二部のトークセッション「キセンバル闘争を語る」では

 

逮捕され裁判にかけられた糸数隆氏と中村善幸氏、共に裁判を闘った弁護士の池宮城紀夫氏、地域住民で後の金武町長・吉田勝廣氏が当時の体験を語った。

  

 

 

 

 第三部で海勢頭さんは10曲を熱唱。「昨年は病に倒れたが幸い健康をとりもどし、今年81歳を迎えることが出来た。これらの歌に込められた思いを、さらに後世に伝えていきたい」と衰えぬ絶対平和主義への熱い心を語った。

 最後に聴衆も舞台に上がりスクラムを組み、会場が一体となって「喜瀬武原」を歌った。

 

「喜瀬武原」作詞・作曲 海勢頭豊

1.喜瀬武原 陽は落ちて 月がのぼる頃
  君はどこにいるのか 姿も見せず
  風が泣いている 山が泣いている
  皆が泣いている 母が泣いている

2.喜瀬武原 水清き 花の故郷に
  嵐がやってくる 夜明けにやってくる
  風が呼んでいる 山が呼んでいる
  皆が呼んでいる 母が呼んでいる
  
  *闘い疲れて ふるさとの山に
   君はどこにいるのか 姿も見せず

3.喜瀬武原 空高く のろしよ燃え上れ
  平和の祈り込めて のろしよ燃え上れ
  歌が聞こえるよ はるかな喜瀬武原
  皆の歌声は はるかな喜瀬武原

 *闘い疲れて 家路を辿るりゃ
  友の歌声が 心に残る

 

2023年12月12日リンクURL