辺野古総合大学の第二期集中講座は
30日の沖縄の歌と踊りで、大好評のうちに終了しました。
延べ3000人が受講したということです。
「琉装姿の美しい「浜千鳥」。旅にあって故郷や親を思う旅愁の踊り
沖縄の伝統芸能は、単に「伝統文化だから受け継ぎ守る」
あるいは「芸術的な賞用」としてあるのではなく、
沖縄の人々の日々の暮らしのなかになくてはならないものとして、
生き生きと息づいているところに最大の特徴があります。
赤ちゃんが生まれたといっては歌い踊り
長寿のお祝いに村中がこぞって歌い踊り、
結婚披露宴は、親戚・友人・知人が芸を競い合い、さがら演芸大会のようです。
さらに言えば、それぞれの地域に伝わる民族芸能は
封建社会のなかで権力への抵抗を歌や踊りに託して表明、団結し
共同体を守ってきた歴史もあります。
だからこそ、辺野古で歌い踊られる意味があります。
30日の辺野古総合大学第二期講座・沖縄の歴史、文化、環境、沖縄の民衆の戦いの歴史など 幅広いテーマで17講座が組まれ、最終講座の「沖縄の歌と踊り」最後は受講者も立ち上がりみんなでカチャシーを踊って総締めくくりとなりました。
辺野古総合大学、第三期は8月ごろ、また新しいプログラムで開催される予定です。