水・木の集中行動日後の今日・金曜日は
二日間工事車両が基地内に入れなかった分を取り戻そうというつもりなのか、午前中に4回も、機動隊による座り込みの排除が行われた。
恫喝、押し倒し、引きづりなど警視庁機動隊のあまりの暴力的排除に、県外から初めて参加した若い女性が、震え、泣き出す場面も。
私も、スクラムを引きはがされ、「立ち上がってください」といわれても、うずくまって動かなかったので、「ケガさせてもいいのか!」、何度も怒鳴られた。
「警察官が市民にケガさせていいはずないでしょ!」
”言うことを聞かない者は、ケガさせても構わない”という理屈のようだ。
午後2時以降は、弾薬庫の第二ゲートでも抗議行動。
ここでも市民の座り込みを妨害するため、2台の警察車両がゲートの半分を駐車・占拠する状態が数日前から続いている。
この警察車両は早朝から数時間もず~っとエンジンかけっぱなし(アイドリング)、排気ガスをまき散らしているので、市民側は、アイドリングをやめるよう抗議した。
海が見える旧ゲートからは、トンブロックを積んだ作業台船が見える。
一個50㌧~60㌧もあるようなコンクリートの塊を、オイルフェンスを固定するためだけに、何百個もこの海に投げ入れる予定なのだ。
ただ、それには県知事の許可が必要。それでも、憲法さえ無視するなんでもありの国家権力、いつトンブロックの投下が始まるかわからない。海上では抗議船やカヌーチームが警戒して必死の抵抗を続けている。