米軍の性犯罪 1万8900人(年間)

白いブッソウゲの花

白いブッソウゲの花

私が所属し活動している女性グループは
米軍が長期駐留する沖縄で、あまりにも米兵によるレイプ事件が多発するため
「軍隊による女性への性暴力」「構造的暴力」として告発する活動を続けている。

1995年、沖縄に駐留する米兵が
小学生の少女に、3人がかりで性暴力を働いた事件が起きたこときっかけに
戦中・戦後の「米軍による沖縄の女性に対する性暴力」を
新聞記事や市町村史、本、聞き取りなどからしらべ挙げ、一冊の犯罪年表を作り上げた。

その犯罪年表を持ってアメリカの市民に
「あなた方の国が送り出している軍隊が、派遣先でその国の女性たちに
どんなことをしているか知ってほしい」と訴える為、アメリカピースキャラバンも行った。

折しも、北京で世界女性会議で「女性への暴力は人権侵害であり犯罪である」
宣言された年である。

あれから20年たってその犯罪年表の表記は増え続け
現在7版を重ねA4版47ページに達している。
ここに軍隊は構造的暴力と言われる所以がある。
(軍隊が存在するところには必ず暴力が存在するという意味で
「軍隊は構造的暴力」と女性たちは捉えている)

改めてそのことを示す記事が、昨日 沖縄タイムスに掲載された

米軍性犯罪

 

(記事続き) 同問題の改善に取り組んできたジリブランド上院議員(民主、ニューヨーク選出)は、「1日に約52人が被害を受けている。国防総省は過去20年もの間、問題の改善を約束してきたが、この数字は許容できない」と同省の取り組みの甘さを批判した。

2015年5月7日リンクURL