強力台風の余波続く ~ 今日(8月16日)の辺野古

 雨が心配された今日の辺野古。明け方那覇の自宅を出るとき少しパラついたが、その後は終日雨が落ちてくることはなかった。

 東京の友人から「沖縄より暑い東京…」と残暑見舞いの便り。確かに今日の辺野古も、雨が降ることもなく、カンカン照りになることもなく、ほどよい座り込み日和だった。

8時すぎ辺野古へ到着すると、出迎えてくれたのは、なんと!月桃の花。台風で生命の危機を感じたのだろうか、季節外れの花を咲かせていた。

 今日ゲート前での一番の話題は、ハワイ・マウイ島の大規模火災のこと。沖縄県人の多い島である。まるで戦場のような、戦争以上の悲惨な状況にことばも出ない。

 名護市議の大城敬人さんが「戦後灰燼に帰したふるさと沖縄の復興に、ハワイの県人たちは多大な援助をしてくれた。その恩返しの思いも込めて」と、救援基金の呼びかけを行った。 

 「戦争をする金があるんだったら、もっと世のため人のためになるようなことに使おうよ!」

 夏休みということもあってか、家族連れや学生のグループが3組も参加してくれた。若い人がいるだけでその場に自然と活気がでて、元気が湧いてくる。 


 11時前の第四ゲートでの座り込みはなく、正午前の今日2日目の座り込み。

 ゲート前で監視を続けるスタッフの報告によると、埋め立て地の工事は台風の後ほぼ止まったまま。第9護岸や第8護岸で、台風による崩壊がかなりあり、修復が行われないと、本来の工事が進められないのでは、という。そのためか、台風後は資材搬入のダンプの数が極端に少ない。今日も一回目は10数台だけだった。

 水曜日名物ランチバイキング。それぞれが持参した弁当を並べて分け合って食べるだけだが、和気あいあいと楽しいので、美味しさも倍増する。食後のデザートにケーキやドラゴンフルーツのアイスクリーム、コーヒーまであって、はじめて参加した人が、「フルコースですね!」と目を丸くしていた。

 

 

 

 今日は午後3時の資材搬入はないとのことで、昼食後に解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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