若者たちがやってきた! ~ 今日(3月16日)の辺野古

 今日はいつもの貸し切りバスではなく、知り合いの車に便乗させてもらったので、いつもより40分も早く辺野古に到着。

 それでもゲート前はすでにのぼりが立てられ、舗道は掃き清められて一日の抗議行動がすぐに始められるように準備が整っていた。いつもながら頭が下がる。

 私たちの他に一番乗りは、隣村・宜野座から毎日やってくるこの方、元教師で労働運動のリーダーも担ってきた筋金入りの闘う人だ。手作りのプラカードがステキだったので、写させてもらった。

 

 そして、もう一人・立憲民主党の辻本清美さんが辺野古視察へ。この後抗議船に乗って埋め立て現場の海に出るという。

 9時の搬入に備えて一回目の座り込み。今日は早朝からかなりの人数が参加した。

 私たちが座り込んだ目の前を爆走する米軍車両。演習の激化が肌感覚でわ伝わってくる。

  
 

  延々と続く工事車両に、思わずため息が出る。

 今週初めから第三ゲートからの工事車両の出入りはないという。しかし周辺の木々の伐採は進み、ゲートから北へ200㍍ほど先まで皆伐、広範囲にわたって痛々しい山肌をさらしている。

 第三ゲートから見える海の様子は、動きの激しさが増しているように見えた。

 東京から大学生が5人で、沖縄のことが知りたいとやってきた。高里鈴代さんから講義を受けた。辺野古新基地建設のことだけではなく、日米安保、地位協定などについても、熱心に質問していた。

 いずれも最近まで沖縄のことには全く関心がなかったという若者たち。原発や基地問題などもテーマにするウーマンラッシュアワー村本の漫才で沖縄のことを知り、もっと深く知りたいと、仲間を募って自主的にやってきたという。頼もしい。

 「実際に自分の目で見て、聞いて、体験したことを持ち帰り、周りの人たちにも伝えたい」と抱負を語った。

 

 正午前の2回目は、学生たちも一緒に座り込んだ。

 

 今日は、第三ゲートでの行動がなかったので、久しぶりにみんなで歌を唄う時間もとれた。

 

 

 うりずんの山は新緑が萌え、道端には西洋タンポポの花が顔をのぞかせている。

 

 

2022年3月16日リンクURL