内容については、みなさすでに新聞やネットでご存知の通りである。
県民広場での緊急集会の後、1時半から県庁ロビーで玉城知事の記者会見があるというのでみんなで移動した。
県庁ロビーは広いため、メティアだけでなく、県民も記者会見に立会うことができる。多くの県民に直節伝えたいという玉城知事の誠意の表れだと、少し期待した人が多かった。
しかし、行ってみると記者会見場は6階会議室に変更され、一般市民は10数人しか入れないことがわかった。期待は暗雲に代わった。
取り残された多くの市民は、ロビーに設置されたテレビ画面を通して知事の話を聞くことになった。
要約すると、「いくつかの留意すべき点を申し渡し(措置命令)、それに対する弁明の機会を与える。その期限は4月30日。業者の弁明を聞いたうえで、県は5月14日までに最終判断する」というもの。
記者からの質問に答えて知事は、「県からの留意事項をクリアーすれば、業者の開発を行為を中止させることはできない」と認めた。
記者会見後、県民広場に戻った具志堅さんは「残念を通り越して、怒りが湧いてくる。このような県の判断を見せつけられると、無力感に襲われるが、でも私はまだあきらめていない。それは、私たちは絶対に間違っていないから。国のやっていることは間違っている。これからも声をあげ続け、戦没者の尊厳を守る」と声を落とした。
署名活動をした大学生も「若者として声をあげてきたが、認められなくて、悔しい。このようなことが若者の政治不信を招く。
でもまだ若者としてできることがあると思うので、頑張っていく」と決意を述べた。
具志堅さんは、遺骨収集現場の写真を示し、遺骨との判別がいかに難しいかを説明した。赤線で囲まれたものが遺骨。他はサンゴ礁のかけら。
<資料>