イトトンボが我が家に台風非難!

 熱低が台風8号に変わった一昨日、我が家のキッチンに一匹のイトトンボが迷い込みました。台風非難でしょうか?小さい命ほど、天候の変動に敏感です。(沖縄・奄美地方は今夜から暴風域の予報)

 クーラーが稼働していたので、ベランダも、玄関ドアもすべて締め切っていたのですが、どこから入り込んだのでしょうか?  洗濯物を干すためにベランダへ出入りしたスキに、「チャンス!」とばかり、滑り込んだのかもしれません。

 どんなに近づいても、カメラのフラッシュをたいても逃げる様子はありません。あまりにかわいいので、私もしばらく見入っていました。

 自宅はマンションですが部屋が一階にあり、小さな庭がついています。その庭の先が川になっており、川の両岸には結構緑が茂っていて、そのおかげで市街地のど真ん中ながら、周りにいろいろな生き物の息吹が感じられる自然豊かな空間になっています。

 ベランダの鉢植えに水をかけると、カエルの一家が住んでいるようで、2~3匹飛び出してきます。蝶やミツバチ、セミは勿論のこと、去年の台風には、川の水位が岸ギリギリまで上昇したため、亀さんが庭に上がり込み、4日ほど滞在していました。

 川には大小の鯉、テラピアが数えられないほど。ウナギも大きの2匹に小さいのが3匹、親子でしょうか?残りご飯やパンくずなど投げると、これらが一斉に集まってきてエサを奪い合う様子は、眺めていても楽しいです。

 また、川には優雅なシラサギや、珍しいところではすまし屋のアオサギなども飛来してくるので、野鳥観察もできます。数日家を空けるようなことがあると、野鳩がベランダに巣をつくろうと狙ってきます。

 ただ、いいことばかりではなく、ナメクジもいるし蚊も多いですけどね。

 これら小さな命と付き合っていると、コロナ自粛のヤーグマイ(巣ごもり)も退屈しません。

 

 

 

2020年8月23日リンクURL