国、14日から土砂投入と発表 ~ 琉球セメント桟橋で土砂搬出に向けた作業始まる 

名護市市安和にある琉球セメント所有の桟橋を使用した埋め立て土砂の運搬船への積み込みを始めたとのニュースに驚き、思わず座り直した。まさかと思ったが、そこまでするのか!もう狂気としか言いようがない。

 先日見た安和の桟橋横に積み上げられた土砂の山が目に浮かぶ。トラックに積み直し、ベルトコンベアーに乗せれば、すいすいと運搬船に積み込まれる仕組みだ。

.今朝は、早朝6時から港の入り口に抗議の市民が駆け付け、港に入ろうとするダンプを止めていたが、8時過ぎには機動隊が出動、人々を強制排除し、運搬船への積み込みが始まったと、新報、タイムス両新聞の電子版は速報を出した。

国は、辺野古への工事資材を積み出していた本部塩川港が、台風被害で桟橋が破損し使えないため、14日にも名護市安和にある民間の港(琉球セメント所有)から土砂を積み出し、辺野古の海に投下することを明らかにしていたが、運び出すための作業がはじまったということである。

県民投票で、改めて「辺野古NO」の民意が示されることを恐れる国は、何としても2月24日の県民投票までに、土砂を投入し、県民にあきらめさせようとの腹は見え透いている。

いくつもの違法を重ねる民間港からの埋め立て土砂の積出。法を法とも思わない国の見境のない暴挙、どこまで沖縄県民を愚弄するのか!

2018年12月3日リンクURL