自然の力を侮るなかれ ~ 本部塩川港の台風被害

昨日紹介した平和市民連絡会のバスは、安和の琉球セメントの港から、さらに本部・塩川港まで足を延ばした。安和から数分北に走ったところに塩川港はあった。

桟橋の台風被害で辺野古への土砂の搬出ができず、そのおかげで辺野古の工事がしばらく止まっている。危険を避け、これ以上の破損を防ぐため、運営、管理責任を持つ本部町が使用を認めないからである。

桟橋はいたるところでセメントがめくれ、穴が開いていた。

破損は想像以上で、直径2センチもあるような鉄筋が何本も入っているのに、何か所も破断し、いたるところでひび割れも起こっていた。

自然の力のすごさを、まざまざと見せつけられる光景だ。

しかし、桟橋に寄せる波は優しく、命をはぐくむ豊な青い海。桟橋の上から群れて泳ぐ小魚の一群とハリセンボンの姿が見えた。辺野古の海も同じ。命の海を殺させてはならない。

2018年12月3日リンクURL