午前7時40分辺野古到着。ゲート前の座り込みテントはまだ閑散としていたが、ボランティアスタッフが、沿道に数十本の幟を立て終え、テントの下や舗道など、周りを掃き清めていた。いつもながら頭が下がる。感謝!
辺野古の座り込みは、こうした多くのボランティアの活動なしでは一日も維持できない。
いつもなら機動隊や警察車両が列をなして基地内に入っていく時間になっても、今日はその気配がない。
2日は、毎月第一土曜日に行われている「県民大行動」日に当たり、600名(主催者発表)が結集し、抗議の声を上げた。
この日は曇り空。連日の炎天下を免れ、絶好の辺野古行動日よりとなった。
行動開始の朝9:00はまだ200名ほどの人数でゲート前に座り込んだ。時間がたつにつれてどんどん人が増えてくる中で、10時過ぎても工事資材を積んだトラックの動きがなく、機動隊も来ていないということで、「搬入はない」と判断。集会は日差しを避けて、テントに移動して続けることになった。
県民大行動日の集会は正午から、稲嶺進オール沖縄会議共同代表の主催者挨拶で始まり、5人の県選出国会議員はじめ、各市民団体の代表などが次々マイクを握った。
<照屋寛徳衆議院議員> <玉城デニー衆議院議員>
<伊波洋一参議院議員> <糸数慶子参議院議員>
「米軍から英語を学ぶ」ことを国家戦略と位置付けた安倍政権を皮肉った赤嶺政賢衆議院議員の発言が最高。
「米軍から英語を学んでも英語は上達しません。その生き証人が私であります。高校時代米軍基地の中の英語教室に通わされたが、英語が上達するどころか、大の英語嫌いになってしまいました。そして、皮肉にも今こうして米軍に抵抗して闘う人間になっております」(笑い)
工事用ゲートからの資材搬入はなかったが、海では護岸工事が進められ、抗議船とカヌー18艇が抗議行動を行ったということである。