山城博治さんら裁判12回目の公判

25日(月)、公判を前に、裁判所前の広場で、事前集会が行われた。

元気な姿を見せた山城博治さんは「境界線もない立ち入り禁止の告知板もない森に入ったからと言って”刑特法”逮捕拘束されたら、たまらない。これまでずっと自然観察やそのほかいつでもだれでも普通に立ち入りしてきた森や山だ。入るなというのなら、嘉手納基地のように北部訓練場全部に金網を張り巡らせるべきだ」と、ヒロジ節で訴えた。

山城さん担当の三宅弁護士は、「検察は、被告側の証人申請や証拠資料をことごとく却下し、なぜ彼らがそうしなければならなかったのかという背景を一切無視して、トラックを止める交通妨害をしたかどうか、森に入ったか否か、ブロックを積んだか否かという、単に裸の事実だけで罪に問おうとしている。証拠映像もまともに提示できず、裁判の体もなしていないない公判が恣意的に進められている」と裁判所を批判した。

稲葉さんは、座り込みテントで会計担当をしていたことが、山城さんとブロックの積み上げを共謀して行ったとして逮捕、拘束された。

2017年9月26日リンクURL